「如水観世会」の歴史
調査の結果、以下の事項判明( 佐藤佑治氏(S43社)レポートより )
関連情報をお持ちでしたら、ご案内方お願いいたします
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「如水観世会」の発足は、1934年(昭和9年)11月中旬。
『如水会会報』第133号(昭和9年12月号)
如水観世会発会の記による。
発起人58人(うち世話人10人)
『如水観世会発会素謡大会』昭和9年11月23日(祭日)午後正一時始
於:如水会館大食堂
会費:金五十銭
来会者:約百名
午後十時半散会
「卒業生の会が明治末期にはあった」 ー 『ひとつばしかんぜ』第四号「如水観世会ルポ」二宮敏夫氏談
「一橋観世会」の卒業生による、何らかの活動が続けられていたと思われるが、資料発見に至らず。
戦後の「如水観世会」再開は、1953年(昭和28年)4月4日。
『観世』二○巻五号(1953年(昭和28年)5月)に記事
「如水観世会復興第一回素謡会」
占領軍による接収解除後の如水会館において開催
『如水会会報』276(昭和28年3月)に「如水観世会お知らせ」 昭和28年4月4日(土)午後1時 出席者:約30名
番外仕舞:嶋沢啓次師「笹之段」
嶋沢啓次師範が1967年(昭和42年)に亡くなられた後は観世元昭師範(宗家弟)が跡を継いだが 稽古を希望する会員の高齢化に伴い減少し、1993年(平成5年)元昭師の逝去後は、 観世恭秀師範が跡を継いで現在に至っているが、ごくごく少数になっており、他師範に稽古を受けているも者が多くなっている。