一橋植樹会 ゾーニングマップ 野鳥マップ
ホーム 国立キャンパス緑地基本計画 作業実施一覧 会員登録 作業参加申込 定款 役員 リンク
サイトマップ 現在位置:ホーム > キャンパスの四季 > コブシ  
 

コブシ

コブシは春を呼ぶ植物として歌にも歌われます。サクラより先に咲き、春を告げる木です作業日の3月18日、キャンパスのハクモクレンの花は満開で、コブシは咲き始めでした。ところが西キャンパスの第2講義等の裏(南側)に花が満開状態のコブシを2本見つけました。咲く時期が早いので、シデコブシかなと思いましたが、外側の花被片は小さく3個、内側は6個で、花のすぐ下に小さな葉をつけています。シデコブシの花被片は12個から18個です。東海地方を中心に限られた地方でしか自生せず、絶滅危惧種に指定されています。満開の花はコブシの花と同定しました。コブシは個体差があるものだなと思いました。咲く時期が違えば、長く花を楽しめます。

第2講義棟の裏のコブシ

西キャンパスの岸田ロードの南側にあるコブシの巨樹も花をつけています。花を今年初めて確認できました。ヒヨドリが飛来して、花ごと食べてしまうので心配ですが、古樹の雰囲気を漂わしながらも美しい花を咲かせる様は、老いても命の輝きに満ちています。

西キャンパスのコブシの巨樹
写真提供:一橋大学財務部施設課坪谷英樹

佐藤征男(記)

≪前へ 一覧 次へ≫

© 一橋植樹会