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雪中梅 散策

西キャンパスの中庭では白い樹木が目立ちます。樹木が冠雪して白いわけではなく、白梅が満開となっているのです。雪にもめげず、しっかりと花を開き、わずかしか活動していない昆虫の到来をひたすら待っています。。

時計台と白梅(2月12日) 雪の中でも咲く白梅

ウメはオシベの葯が目立ちます。この時期少ない昆虫を呼ぶためか、芳香があります。花びらは丸く、5枚です。普通は白色です。雪に塗れず、凛とした花は他を圧する品格を感じさせます。端正な花形、きりっとした気高さ、まろやかな花びらと数が多いオシベの組み合わせの繊細さはまさに造詣の妙です。

繊細な造形の花

キャンパスには梅の木が西は本館前の紅梅、兼松講堂前の白梅、そして東キャンパス本館前の紅梅とシンボリックな建築物にアレンジされて植栽されています。ウメの花はロマネスク様式の建築物にもよくマッチしています。

紅梅が目立つ東キャンパス 東本館と紅梅

東キャンパスの本館前の丸池の紅梅は、強剪定のせいか、例年になく花は少な目ですが、雪景色の中ではやはり存在感抜群です。ウメはバラ科サクラ属の落葉高木。中国原産で、奈良時代に薬用として導入されたといいいます。万葉集には110首にもなるウメの歌が載っているほど日本人に愛好されてきました。中国では春の花木の代表といえばウメとのこと。花が目立ちますが、屈曲した枝振りも味わい深いものがあります。
凛としたキャンパスの雪景色の中、ゆったりと歩を進めながら、味わい深いウメを愛でたのでした。

佐藤征男(記)

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