4月9日(日)の植樹会総会において、田中政彦氏が顧問となられ、加納誠三会長が誕生し 新体制がスタートしました。
志田哲朗(37経)と私、新里英雄(41法)が各位の協力をえながらボランティア作業を担当することになりました。どうぞ宜しくお願いします。
植樹会作業は原則、各月中旬の木曜日に行われます。4月は大学の新学期が始まり、 新入生の歓迎行事が4月4日の入学式に始まり、3週間続くため、作業日を月末近くの27日に設定しました。通算26回目、本年3回目の作業当日の朝、国立は雨。早朝の天気予報でも正午頃から南関東は「全面的に雨」とのことで、チョッピリ悲観的になりました。でも正午前より空が急に明るくなり、雨も止んで作業には差し支えない天候となりました。気温もやや低目で、作業にはモッテコイです。
事前の参加申込者は68名、実際に作業に参加されたのは52名です。午前中の雨模様の天気を考慮すれば出席率は上々といえます。参加者の内訳は教職員9名、OB31名、名学生12名です。加納新会長、顧問の福嶋先生をはじめ、杉山学長、田崎副学長も参加されました。
4月になって、刈り込鋏を10丁購入しました。また鋏、鎌の点検を行い、刃毀れがひどい鎌を廃棄し、使用できる鋏、鎌を全て研ぎに出しました。さすがに切れ味は抜群でした。
ひょうたん池の東側で、作業開始前の佐藤征男氏のリードで、準備体操をしました。この後、研ぎの専門家の開発刃物店の三原田氏が、鋏、鎌の使用方法及び手入のやり方に関して説明をしてくれました。「鎌で無理に太い枝を切ると刃毀れを起こす」「硬い刃物ほど切れ味はいいが、刃毀れを起こしやすい」、「砥石を刃に当てて丸く研ぐ」等大変勉強になりました。
作業は2班に分かれて行われました。
1班 |
兼松講堂西側にある矢野二郎先生像周辺のアセビ等不要な樹木の伐採。ドウダンツツジの手入れ。人数は10数名。 |
2班 |
ひょうたん池南側(上田貞次郎先生象より東側)の下草(熊笹)刈、蔓草切。
礒野研究館の東側及び南東側の下草刈。ひょうたん池中央の橋周辺の熊手を使用しての池浚い。人数は40名弱。
作業が始まると皆つい熱中してしまい、なかなか作業を止められなくなります。2時間の予定をかなりオーバーしてしまいした。作業は最後まで雨に邪魔されることはありませんでした。 |
5時前より職員集会所食堂にて反省会を開きました。
まず41年会幹事の栗田代表幹事よりスピーチがありました。41年会は5月13日の卒業40周年大会の記念事業として植樹会参加を昨年3月より開始し、今月の作業が最終回(12回目)でした。この間の41年会参加者は延べ208名に達しました。因みに参加者総数は756名です。「毎回2時間余りの作業を通じて、我が愛する母校をキレイにした喜びを参加者全員と共有できたことは大きな喜びであった。今後も植樹会作業に参加していきたい」と栗田さんは胸を張って話されました。
町田支部より初参加された秋山誠一氏(34年経)からは「町田支部内で植樹会作業案内を回覧し、毎月交代で作業に参加するよう計画中」とのスピーチもありました
野鳥・植物観察に詳しい中野晶子氏が大学院修士課程へ進学し、植樹会の作業に引き続き参加できるとの披露もありました。今後も同氏の蘊蓄を活用させて貰います。
植樹会顧問の福嶋司先生の「森の不思議森のしくみ」(家の光協会)が新たに刊行されました。4ペ−ジにわたり「大学キャンパスの参加型・緑化計画」のタイトルのもとに、大学の「緑地管理計画」や我がボランティア活動が紹介されています。文章は分かりやすく書かれています。是非ご一読をお勧めいたします。(大学通りの増田書店で購入できます。5月1日刊行で、定価は1,575円です。)以上 |