作業班 金子 彰(昭46法)記
前日までの氷雨模様も去り、今回は昨年末の12月作業に続く作業区域を含め以下の計画により、事後の交流会に予定された顧問福島先生調達の寒ブリを期待しつつ着手しました。
午前中月例の植樹会幹事会を早々に切り上げ、先月事前準備に協力した卒業記念植樹が、
沼上副学長のご出席を得て、卒業生有志三十余名に有志の植樹会OB・学生理事も加わってとり行われました(第2講義棟南、カンヒザクラ、根元プレートの題は「想」、卒業式まで週1,2回の散水など、当分のアフターケアが課題です)。
今回の月例作業の区割は、(1)中央庭園(本館東側から兼松講堂前の松落ち葉清掃)、(2)矢野二郎像周辺(兼松講堂西側の落ち葉清掃)、(3)ススキのゾーン(第1:陸上トラック南と、第2:野球場南西、の株分け)に、(4)西プラザ北側園地(生協手前、梅の剪定)を追加して、約100名で分担分けもスムーズに、常の準備体操を経ての手順でした。その成果は…
(1)の松葉は、雨水を含み地面に貼り付いてましたが清掃により芝生を養生できるでしょう。
(2)の銅像周りは、落枝除去と箒による落葉除去で比較的楽な作業でしたが、銅像周囲の石造りのサークルには、銅像を囲むイチョウおよびケヤキの落葉がビッシリつまり、除去作業は、OB諸兄の不断の運動不足を解消するには十分な量でした。正面の銅像に至る径も、明治18年卒業生記念植樹のイチョウ周りも、OBがブロワーを利用して落葉を集積したこともあり、その塊は山のようになりました。若い学生諸君にも十分の手ごたえのある除去作業になりました。落葉の処置に、リヤカーを1台準備しましたが、2台あれば、作業の効率はアップするのではと思いました(川崎サブリーダー報)。
(3)のススキのゾーン第1は福島先生から七草のひとつをと推挙された九州産に、次いでゾーン第2は関東産を数株ずつ移植したものが、数年を経て思いのほか増殖していました。スコップで回りを掘りつつ鍬を振るいましたが、元気の良い学生諸君でも分割にかなり骨が折れ、遂にはベテラン湯川班長満身の鍬入れでやっと前半(1)の区域を整備したほどで、後半(2)の区域は断念しました(次回の挑戦には工夫が必要です)。
(4)の梅の木は、今たけなわのつぼみ満載の枝が延び放題で、三浦氏(S41)指導のもと剪定習得の機会となったものの、リヤカー1台のピストン輸送では運びきれない量と距離でした(そのつぼみの枝は数人のお土産になりました)。
以上が作業結果の概要です。
さて作業後の職員集会所、期待の寒ブリは6kg×2尾、刺身にブリ大根汁が注目の献立で、福島先生の包丁とご婦人方の鍋仕立てにみな感激の声、今回の初参加は珍しく女性でしたが昨年参加いただいた善宝さんの夫人と聞き驚き、ごあいさつ頂くと2年後輩の社会学部卒とのことで二度びっくり、今後も交代かお揃いの参加が期待できそうです。
ともあれ後片付けは有志のご協力で終了し施設課に引渡しましたが時に17時20分を回る頃、職員の勤務時刻は15分までとのことで、今後ともスムーズな運びを心がけたいと思いました。
以上 |