伊藤邦雄ゼミは企業行動分析を行っています。 皆さんは SONY や TOYOTA 、 キヤノン といった企業を知っていると思います。でもそういった企業たちが、経済がグローバル化し、ますます混沌としている「現代」という大海原を、夢と情熱を羅針盤に必死になって航海している姿を想像したことがあるでしょうか?
そうです。私達、伊藤邦雄ゼミはそのような「企業の熱い生き様」を研究するゼミなのです。では、具体的にどのように分析しているかというと、誰もが知ってる有名な企業から知る人ぞ知る企業まで、様々な企業の行動を独自の問題意識を持ちながら会計学や財務論をベースに分析しています。
学部生はプロジェクト形式、すなわち3〜5人位のチームを作り、一つのテーマを研究します。このプロジェクトの発表は、1〜2週間毎に一回行われ、さらに先生に求められるレベルも非常に高いので強いコミットメントが求められます。発表数日前になると下宿生の部屋で泊り込みで準備をするなど大変な時もありますが、それと同時に大きなやりがいを感じながら充実した日々を送っています。
また、学部生にとって大学院生の存在が大きいのも伊藤ゼミの特徴です。伊藤ゼミは大学院生の人数が多く、大学院生からも親切な指導を受けることができるという大きなメリットがあります。
さらに3年生の夏学期には大学院生の指導によるサブゼミがあります。このサブゼミでは財務論・戦略論といった企業分析に必要な基礎的なフレームワークを体系的に学ぶことができます。
このようにみると、伊藤ゼミは忙しいのではと考える人もいると思います。
確かに他のゼミと比較しても多くの時間が必要です。しかし、ゼミテンと過ごす時間が非常に長く、密度も濃いものなので、ゼミテン間の親密さは他のゼミと比較にならないものがあるでしょう。
先生の人柄ですが、先生はとても明るくて、常にポジティブな方です。