第7回学生懇談会報告
既報の通り11月30日(木)14:30より佐野書院にて開催しました。
学生懇談会は植樹会の基本活動方針である、OB/教職員/学生が三位一体でキャンパス緑化基本計画の達成のための作業を行うと言うことを、学生諸君に良く理解してもらい、参画意識を高めてもらうために開くようになったものです。、約3年前に始まって今回が7回目になりました。
従来の懇談会では植樹会のPRとか、活動に参加してもらうにはどうしたらよいのだろうかと言ったことが話し合いの中心だったのですが、前回の会合の時、“このような機会に、OBから会社時代の経験を聞かせてもらえると参考になるのに!”といった声が上がりました。
その声を採り上げ今回は“会社生活についてのOB/学生間の対話”をMAIN EVENTにしました。
今回の会合の題名 「植樹会スペシャル 学生、OB、対話の集い“仕事、緑、そして人生”」は以上のことを意味していました。
既報の内容が説明不足であったことお詫びします。
当日の展開に関し下記箇条書きします。
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参加者:教職員側は、田崎副学長を始め、学生支援課、学務課、-施設課の幹部の方々合計6名。学生30名強。OBは植樹会執行部を中心に17名。 |
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学生側からの要望で、OBは会社生活に関する6項目ほどのアンケートに事前に回答。その内容は小冊子に編集され当日参加者全員に配布された。 |
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母校の学生就職支援活動の経験を持ち、現在も就職支援に関する全国的NPO組織に関与されている、伊集院さん(昭37経)の参加を頂き講演をして頂いた。 |
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OB/学生の共同司会で約2時間、OBが語り、学生が質問する形式で対話が行われた。採り上げられた話題は、就職活動へのアドバイス/会社で苦労したこと、失敗したこと/会社で得た教訓/生まれ変わったらどこに就職するか/
女性の立場からの就職体験ETCでした。
司会者が予告なしにOBに質問するかたちだったので結構本音が話され、学生諸君には喜ばれた感触でした。また参加4年生から体験談や後輩へのアドバイスも語られました。 |
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田崎先生のご挨拶で“初めて見る企画で素晴らしいかった!”とのお言葉を頂き準備した甲斐があったとほっとしています。 |
(加納 記)
今回の懇談会で、私は司会という大役を仰せつかるとともに、懇談会で初の試みである、OB皆様の現役時に働いていた職業の紹介冊子を刊行いたしました。
多くの方々からの文章を一冊の冊子にまとめる作業を初めて経験することで、その大変さを知りました。ですが、編集する過程で、OB皆様が私の突然のご提案にも関わらず大変親切に、そして学生に向けて丁寧に文章を書いてくださっている事を感じました。お蔭様でこの冊子は評判がよく、学生にとっても今後の将来を考えるのにとても有益なものになったと思います。
また、司会は谷様、伊集院様と三人で行いましたが、これもOBの方々が大胆に本音を話してくださったので、司会運びがし易く、終始盛り上がりを保つことができました。母校の学生を心から思ってくださっているからこそ、普通ならば躊躇するべき内容にも、真摯にお答え下さった事に、学生を代表して、深く御礼申し上げます。
今回の懇談会は、事前準備の段階から初めての経験が多く、ご迷惑をお掛けしてしまう部分も多々ありました。ですが、全て植樹会の皆様の温かいご支援のおかげで、何とか無事に会を終える事ができたと思います。
今回の反省点をしっかりと次の担当者に引き継ぎ、次回第8回懇談会ではより学生とOBとの距離の近づいた、一橋植樹会の目玉企画に出来ればと思います。ありがとうございました。
(兼井博章 記)
先輩方みなみなさんの3分スピーチは、「この先輩方は一橋大卒でほんとによかったと思ってらっしゃる」という”後輩思い”が十分すぎるほと伝わったと思いますし、加納会長の2度目のマイクで「国立キャンパスの自然に親しんで、大学に愛着をもってほしい。キャプテンインダストリーとして大学の地盤沈下を危惧してる」、懇親会での田崎先生の「先輩方の後輩思いに頭が下がる、ジーンと来た。こんな就職相談会ははじめてだ」などなど、在学時には意外に触れる機会が少ない「熱い思い」っていうんでしょうか、月並みな表現ですみません、に触れることができて、かなり学生さんは気持ちが変わったり、気持ちが動いたんじゃないかと思います。
植樹会のいいところは、スグ裏庭の自然を通じて、人とのご縁や自然を身近に実感できるところだと思っています。今後、作業後の反省会では学生さんとお話しをする時は、ただ雑談するんじゃなくて、今日の作業はどうだったかとか、大学やキャンパスを好きになってもらえるような会話、を意識して心がけたいなぁ、と思いました。そういうことの積み重ねで、「この大学に入れてよかったなぁ、あぁ来月もまたここにいたいなぁ」と思ってもらえれば、定着してもらえるのでは、と感じました。
(竹澤京介 記) |