一橋植樹会 ゾーニングマップ 野鳥マップ
ホーム 国立キャンパス緑地基本計画 作業実施一覧 会員登録 作業参加申込 定款 役員・会員 リンク
サイトマップ 現在位置:ホーム > 作業参加感想文他KODAIRA祭参加レポート

作業参加感想文他一覧
 

KODAIRA祭参加レポート

植樹会 学生班 土田将夫

次の二つの企画で、植樹会として初めてKODAIRA祭に参加した。

1.KODAIRA祭使用ゾーンの整備作業
東キャンパスのKODAIRA祭実施ゾーンの整備をKODAIRA祭実行委員会・植樹会共催で臨時作業として実施。作業の様子は既に詳細報告されているため省略する。

新入生を対象としたアンケートの概要は次のとおりであった。アンケート回収率は約60%。
まず、植樹会の知名度については、「作業参加の話がある前から知っていた」学生が回答者のうち約78%と予想外に多かった。( % は回答者総数のうちに占める割合。以下同様)。
その理由は、「先輩から聞いた」が50%、「KODAIRA祭パンフで知った」が18%のほか、「既に作業の参加経験がある」が11%あった。

植樹会活動に対し「大変興味あり」「もっと詳しく知りたい」が25%あり、「興味なし」の7%を大きく上回った。
今後の作業参加について、「できるだけ参加したい」「時々参加したい」が合計73%にも上った。
また、一口コメントでは「学内の環境は植樹会のお蔭」「大変な作業をやっているんだな」「植樹会の活動が大切」「構内を美しくしようとする活動にできるだけ参加したい」と植樹会活動に理解を示す嬉しい感想が多かった。
新入生に、体験を通じて、植樹会の存在と植樹会の活動内容の一端を知ってもらうという所期の目的は十分達成できた。

2.植樹会活動紹介のパネル展示
  KODAIRA祭実行委が企画する環境問題をテーマとする展示に参加。準備期間の短いことや、展示会場・展示枚数の制約があったので、必ずしも満足できる成果をあげることができたとは言い難いが、貴重な経験であった。今秋の一橋祭、来年のKODAIRA祭にはこの経験を生かして行きたい。
展示の全景はトップページに載せたが、作成した4枚の各パネルは次のとおりである。


※画像をクリックすると拡大されます
パネルT パネルU パネルV パネルW

 

「パネルT」は、「キャンパスはどうして美しいのでしょう!?」の見出しで始まり、「OB・学生・教職員の三者が協働でキャンパスの整備に取組んでいること」、「ゼロエミッション」等の植樹会の基本理念の一端を表した。続いて、植樹会活動の実際を表すものとして、「パネルU」は、池の存在が分からないほど周辺の樹木が雑然と生い茂っていた整備前に較べ、日当り・風通しもよくなり、現在では数多くのカルガモが棲みつくようになった、甦ったひょうたん池作業前後の風景。「パネルV」は、不要樹木の伐採や枝打ちと下草刈りを行った結果、見違えるほど明るい雰囲気へ変貌し、きれいになったため保育士さんと園児たちが早速お散歩にやってきた情報教育棟西側作業前後の風景。「パネルW」は、自然薯掘りの様子をはじめとする、学生・教職員・OBの交流を表現した。

これらのパネルは、施設管理課の坪谷さんの多大の協力を得て、手作りで製作したものであり、坪谷さんに感謝したい。
また、来場者から回答されたアンケートのなかで主な感想は次のとおりであった。「構内がきれいな理由が分かりました。ご苦労様です」「緑のきれいなキャンパス、素敵です。頑張ってください」「ご説明感謝。植樹会活動に参加するよう、息子に勧めます」(新入生の父母)「このような大学に必ず入学します」(浪人生)「大変良い話を聞かせていただきました」「キャンパス美化のため永続性を期待します」「こういう取り組みへの意欲に敬意を表します。頑張ってください」等々すべて励まされるものばかりであった。


高まる学生の植樹会への知名度  新入生アンケート結果から

学生理事 沼尻晃輔

私が一橋植樹会と出会ってから二年以上が経ち、当時は新入生気分の抜け切らなかった私も学生理事としてこの組織と関わるようになりました。

学生理事として活動している中で昨今強く実感しているのは、学生全体の中での一橋植樹会の知名度が着実に高まっているという非常に喜ばしい傾向です。私が入会した二年前は、周囲に対し単に「一橋植樹会の学生会員だ」と名乗ってもキョトンとされてしまい、それがどんな活動をおこなっているのかを説明しなければなりませんでした。しかし現在ではゼロとはいかないもののそういった場面は減っているように感じます。

私の実感を裏付けるようなデータもあります。それは、5月31日にKODAIRA祭実行委員会と共同で行った作業に参加してくれた新入生に対して実施したアンケートの結果です。それによると有効回答者数54人のうち42人が、5月31日時点で「作業に参加する前から一橋植樹会の名前を知っていた」とのことです。実に回答者の78%にもなり、二年前ではまず考えられない状況です。作業に参加してくれる意識の高い新入生に対して実施しているのだから当然の数字かもしれませんが、これだけ多くの新入生が作業に参加してくれること自体がそもそも大きな進歩なのです。

今後も学生への広報活動を通じて一橋植樹会の認知度を高めるとともに、積極的に学内の環境美化に努める学生を一人でも多く巻き込んでいけるよう、取り組んでいきたいです。

© 一橋植樹会