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KODAIRA祭を終えて

理事 中西晶子(法学部3年)

この度、私は植樹会のKODAIRA祭担当として、企画立案から準備、当日の運営まで指揮を取らせていただきました。無事お祭りを終えることができたのは、ひとえに植樹会の皆様のおかげです。ありがとうございました。

初日は生憎の雨でしたが、二日目は気持ちよく晴れ、たくさんの元気いっぱいの子供たちが遊びにきてくれました。子供たちがどんぐりや木の枝を使ったクラフト作りに夢中になる一方、親御さんたちは植物の名前の漢字クイズに挑戦したり、緑地化計画や普段の作業・懇親会の様子を写したパネル展示をご覧になられたりしており、さまざまな年齢層の方に楽しんでいただけたようです。企画者として、「楽しかった」「また来るね」と声をかけられる度に心が温かくなるような思いがいたしました。

さて、私がこのKODAIRA祭を通して痛感させられたのは、祭りというのはたくさんの人の思いに支えられているということでした。私はちょうど1年前のKODAIRA祭で実行委員として祭りの運営をしていたのですが、その時の私は運営側の立場からしか祭りを見てなくて、参加団体や来場者としての視点が欠けておりました。役職上、私にはほとんど参加団体との接点は無く、祭りが終わったときには「この祭りは自分たちが作ったんだ」という達成感で一杯でした。確かに誰よりも長く、そして真剣に祭りの準備を進めてきたのは自分たち実行委員です。しかし、参加団体がいなければ祭りは盛り上がりに欠け、来場者がいなければ祭りをやる意義はなくなってしまいます。そのことを分かっていたつもりで全然分かっていませんでした。自分を含め、どの参加団体も一生懸命自分たちの企画を盛り上げようとしていました。また、来場者もパンフレットやチラシを片手に積極的に様々な模擬店や企画を見て回っていました。今回初めて参加する側としてKODAIRA祭と関わってみて、「来てほしい」「行きたい」というたくさんの思いが結集して一つの祭りができていることを身に染みて実感いたしました。今後、このような祭りの実行委員でなくとも、何かの主催者側になる機会はたくさん与えられると思いますが、そのときには参加者側の視点を含む広い視野をもって臨みたいと思います。

改めまして、今回の企画にご支援、ご協力くださった植樹会の方々に感謝の言葉を述べさせていただきたいと思います。特に学生組織班の鐘江様には何から何までお世話になり、本当にありがとうございました。それから、ここまでがんばって祭りを運営した第13回KODAIRA祭実行委員会の後輩たちにも激励の言葉を送りたいと思います。これからも学生理事として頑張りますのでよろしくお願いいたします。

学生も漢字に苦戦していました 親子で挑戦していました 学生・OBで作成した銘板
 

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