植樹会特別清掃を通じて
一橋祭運営委員会 委員長
法学部3年 福地研志
今年度の一橋祭も無事に、盛況のうちに終えることができました。今年度も一橋植樹会の皆様には様々な面においてご支援をいただきました。誠にありがとうございます。
今年度も植樹会のご協力の下、一橋祭1週間前に特別清掃作業を実施いたしました。約1時間半の清掃作業で満足のいくキャンパスの整備ができました。また参加した学生からも、「これまでこのような活動に参加したことがなかったが、今回の作業にはやりがいを感じられ楽しかった」「作業自体も、その後の懇親会でも先輩方とコミュニケーションが取れ、貴重な時間となった」といった感想を聞くことができました。このような機会を設けるために尽力していただいた志田さんをはじめ、一橋植樹会の皆様に感謝申し上げます。
今年で3年目となる特別清掃作業ですが、私たちの呼びかけに応じ、事前に参加表明のあった団体数は約20、人数は80名以上に及びます。また実際に参加した人数も60名ほど、そこに委員約30名を加えた実に90名近くの人数による、過去2回と比べるとかなり大規模な作業となりました。卒業生の方々に頼りがちだった清掃作業ですが、学生の側にも作業の存在やその意義が浸透し参加意欲が高まってきていると感じられる出来事でした。
一橋祭は一橋生の発表の場である他、大学と外部との重要な接点ともなっています。そのため学内生・地域住民・卒業生の方々をはじめとした、たくさんの来場者を万全の態勢でお迎えすることは、一橋祭の成功にも、大学への良い印象の形成にもつながります。それは私たち一橋祭運営委員会の責務であると同時に、参加団体・教職員のみなさまなど学校関係者がともに考えていくべき事項です。そして「キャンパスの清掃・整備」は、その最も基本的なものであり、特に緑の多い国立キャンパスは適切な整備によって独特の美しさを醸し出し、来場者に強い印象を残すことができます。
今回の特別清掃作業を通し、その本来の美しさを十分に引き出し来場者の方々にお見せすることができ、非常に嬉しく思います。またそれだけでなく、整備する側の私たちもこのキャンパスの美しさを再認識・再発見することができ、同時にこのキャンパスの整備について参加者に考える機会を与えたということにもとても大きな意義のあった作業と感じます。
これからもキャンパスの整備活動を通じ、一橋大学のキャンパスの美しさを守り、それを実感するというまたとない経験ができる学生が、一人でも増えることを願っております。最後に改めて、一橋祭へのご協力に感謝申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。
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