植樹会への参加感想文
阿出川俊夫(昭38商)
1月24日植樹会の月例活動に参加しました。昨年11月の卒業50周年昭和38年同期会の席上で強く勧誘されて入会したのです。それまでは時折「如水会々報」で活動報告を見て、ご苦労様だなと感じていた程度でした。
さて、具体的な活動とは何だろう、自宅の小さな庭の手入れを広大なキャンパスに拡大して想像してみましたが、もうひとつピンときませんでした。
いざ東校舎の集合場所へ行ってみると皆さん慣れた顔つきで庭(畑)仕事の装い姿です。何人かの背中を見ると「LET'S GREEN AND CLEAN」と書いてありました。中庭にて女性リーダーの発声で準備体操をしました。シニアOBが多いですが女性群も少し混じっています。男女現役学生の顔も見えます。本日の作業予定の説明とグループ分けが行われ、西キャンパス内の作業場所へ移動します。私は講堂、図書館、本部前の中央庭園一帯の落ち葉の処理を担当するメンバーになりました。軍手をして大きな熊手と箒を武器にまず植木上の落ち葉を払落し、すでにかなり積もっている落ち葉を掃きまとめてビニール袋に詰めていきます。思った以上に広範であり落ち葉の量も多く又かき集めるのに苦労する枝の張った低い植木もあり、すぐ汗が出てきました。
OBと学生10数人のメンバーが協力し合いながら作業を進めます。いろいろな会話を楽しみながら1時間半くらい作業をしたでしょうか。初日だったので!まじめに一生懸命続けて働きました。そろそろ腰と肩が痛くなってきました。大体めどがついたからこの辺で上がろうか、と声がかかり正直ほっとしました。しかし眺めてみるときれいになっている割合は70−80%というところでしょうか。しかし一挙に100%の効果は無理です。それでもずいぶんきれいなったと自賛しました。母校キャンパスがいくらかでも清掃、美化されることは気持ちがよいものです。
50年前のキャンパスと比べると木々が大きく太っているように見えます。校内を闊歩する女子学生が多いなあと感心しました。我々の代は一名でしたから大違いです。また外部(近所)から遊びに来ている親子の姿を何組も見ました。父親と一緒に来ていた可愛い女の子に英語で聞いてみるとニューヨークから来た2歳だと分かりました。自分の孫に近い年齢です。もっとも参加学生の一人に聞いてみると彼女の祖父は私と同い年だと聞いてさもあらんと納得しました。作業終了後の懇親会でもフレッシュな学生たちとも会話交流ができて実に楽しい時を過ごしました。今後とも足腰の立つ限り!積極的に参加したいと考えています。皆様よろしくお願いします。
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