作業参加者の感想 2005年最初のキャンパス整備作業 植樹会員 加納誠三(昭37経)
早朝に開いたE−MAILで野球部現役部員が急遽20名余参加との連絡を受けた田中副会長。午前10時には大学施設課と作業道具の追加準備の手筈を取られる。細かい配慮で
すぐ行動を取られるその熱意に頭が下がります。さてその田中さん、施設課の伊藤さんと
ご一緒に今日の作業予定の3場所の下見を始めた頃から空模様が悪化。小雨がポツリ、ポツリと。しかし13:00参加者が集合した職員集会所は熱気に溢れ戸外の雨など何のそのの感じ。雨天ゴルフのスタート準備さながら わいわい がやがやいかにも楽しそうな風情で全員着替え開始。帽子にレインウエアー タオルと軍手。そのやる気十分な姿勢に引っ張られ兎も角1時間半位を目途に総勢70名余を3班に分けた作業遂行が決定される。
第1班は福島先生 施設課の方々 41年会グループ以外のOBと 野球部員以外の学生諸君 それにわざわざ参加下さった岸田加代夫人をくわえた約30名で構成。全員東校舎に移動。場所は東1号館の南側 硬式テニス部コートの北側の林。見た第一印象は“ウヲー これ大変だ!”先ずはプラスチック 紙等のゴミまたゴミ 祭り用なのか大きな青いキャンバスにテーブルまで散乱。大ショック。だけど 学生が集まる場所の周辺なんて昔からこんなものだったかと考え直す。林の方は春色の恵みに今暫くの季節柄緑不足は仕方ないが それにしても日当たり良好な土地なのに何か生気 明るさ不足で素人目にもSOMETHING WRONGの感。兎も角小人数では到底突入の気持になれない代物。でも団結は力なり。各人ゴミ拾いハサミ/鋸/鎌/植木鋏等を手に作業開始。枯れかけたサワラとか桜の木などの伐採 不用な添え木の除去など福島先生の指示のもと行われる。近代兵器チエンソーと労働集約的道具の程よいコンビネ―ションで見る見る変貌。途中のお茶の差し入れに目もくれず黙々と従事。予定の時間には見違える様な綺麗で明るい空間が登場し全員感動。三本の矢の昔話を実感させられました。
“新しくできたスペースに桜 紅葉を植えると素晴らしい林に蘇るよ!”との福島先生のコメントが印象的でした。
早くその姿を見たいものです。
メッセージ 如水41年会 代表幹事 栗田克彦 我々41年組は来年2006年節目の卒業40周年を迎えます。その記念事業として何か足跡を残したいとの願いで植樹会への参加が決定しました。あいにくの天候で何人参加するのか実は大変気になりましたが一人の病欠を除き20名参加しました。実際に作業が始まると友人との会話もほとんどなく一心不乱に鎌で篠を刈り途中10分の休憩を挟み1時間半があっという間に過ぎ仲間の集中力のすごさに圧倒されました。大汗をかきましたが一定の範囲がきれいに整地され達成感を強く感じながらそのまま国立駅前のビアホールで(コンパ)を開催しました。1、母校愛 2、労働奉仕を41同期で経験できたすばらしさを参加した仲間が次々意見を言っていました。今後4月5月6月と年内一杯継続するわけですが月一回の労働奉仕を楽しみにする仲間が誕生したことはとってもすばらしい経験になったのではと思います。
今年名古屋での万博も 自然と人間の調和 がテーマになっていますが植樹会への参加は大げさに言えば自然界と我々との会話では、、、、、。一ヶ月に一度三時間半ですが俗世間のことをすべて忘れ仲間と一緒に没頭できるすばらしい経験だと思います。作業を通じて現役の学生との交流も植樹会ならではの貴重な経験も新しい思い出のひとつになるでしょう。昨日植樹会に参加していない同期から初参加の友の話として「とても感激した。あの感動は参加した人しか味わえない。横須賀からですがチャンスを作って又出席したい」と。小生の初参加は昨年の11月でしたがまったく同じ経験をしました。
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