作業班:籏野 友夫 記
今日は、好天の下で通常の作業の他に「卒業記念植樹」と「植樹会による寄贈植樹」及び東キャンパスの緑地基本計画の検証が行われました。
まず、東キャンパスの東キャフェテリア前にて午後1時から杉山学長のご臨席のもと、25名の4年生を主に卒業記念植樹が行われました。記念植樹セレモニーは、田ア教授、米山教授、緑川施設課長、加納植樹会長はじめ100名を超える教職員、OB、学生も参加し、盛大に挙行されました。
植えられた記念樹は、「サトザクラ」で、「成」という記念文字の碑が添えられています。
次に、西キャンパス瓢箪池の南側の一画で、植樹会の寄贈植樹セレモニーが執り行われました。この区域は、武蔵野の雑木林の保存ゾーンであり、それを意識して1本のクヌギと2本のコナラの若木が植えられました。福嶋先生からは、これ等の木々の選択の意図と木に付いて解説をして戴きました。
引き続き、作業を行いました。今回は、時間の制約もあって、陸上競技グラウンドと野球グラウンドの外周のランニングロードに沿いで不法に伐採されたアオキなどの後片付けの作業となりました。不法伐採は、2月の検証の際に発見されましたが、施設課で調査してきた結果、ほぼ実態が判明しました。
緑地基本計画に反するこのような行為はあってはならないもので、2度と行われないよう対策が望まれます。
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隅まで入り込んで回収 |
伐採された木の搬送 |
伐採された木の整理に奮闘 |
続いて、3時過ぎから東キャンパスに移動して、福嶋先生の引率で東キャンパスの緑地基本計画の進捗度の検証に入りました。約1時間半かけて、時計回りに見て回りました。
周回の後、先生から次のような講評を戴きました。
- 西キャンパスに比べて、総体的に遅れています。
- 東本館周辺は、ほとんど手が入っておらず、ゴミも多い。早急に手入れが必要です。
- 体育館西側のイチョウの剪定には、問題があります。 全く無用、お金の無駄遣いで、敢えて手を入れるならば間引きが妥当でした。
- 第1回卒業記念植樹をした東側道路沿い付近一帯は整備されているが、植樹された木が日照の差によって勢いに差が見られます。 植樹は場所との関連を良く考えて選びたいものです。
- 丸池周辺は整備が進んでいますが、樹齢60年の大径木 メタセコイアの周りに景観上の問題があります。 ドウダンツツジ、アカマツ(タギョウショウ)の補植が必要でしょう。
今後の活動の参考にしたいと思います。
植樹会の月例作業も、西に比べて東キャンパスへの比重が低かったのは事実です。見直しは必要と思われます。
今日は、記念植樹もあり、皆さん必ずしもフル参加ではありませんでしたが、教職員6名、OB41名、学生56名、総勢104名に上る方々に参加頂きました。 特筆されるのは、41名もの男子ラクロス部員が卒業記念植樹セレモニーから参加してくれたことです。反省会での初参加の挨拶も、前向きで好印象を得ました。 「少人数でも好いから兎も角継続して参加して欲しい」と要望しておきました。
以上
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