ヨーロッパ旅行記?写真とともに
経済学部 4年 古澤健介
来年からの進路が決定し、これから自由な時間も取れなくなるという思いから、8月4日から9月8日までの5週間をヨーロッパで過ごしていました。
その中でも、今回はヨーロッパの自然の風景を中心に紹介したいと考えています。
まずは、この絵画作品をご存知でしょうか。
この作品はジョン・コンスタブル(John Constable)の干し草車と呼ばれる作品です。ロンドンのナショナル・ギャラリーで見て私はこの作品をとても印象深く感じました。そこで、イギリス滞在最終日にロンドンから2時間かけて車で作品の舞台であるフラットフォードに向かいました。
上の写真が実際の風景です。200年経った今でも作品が書かれた当時の自然が残されていた事には大変驚きました。それだけでなくこの周辺にある草原では多くの人が楽しそうにスポーツをしたり会話をしたりしている様子もとても印象的でした。
それでは、次の写真です。この写真はブリュッセルでとったものです。奥に見える建物はベルギー独立50周年を記念して建てられた凱旋門です。パリの凱旋門より一回り小さいものの、両脇には博物館などが併設されており、公園全体としては非常に大きく感じられました。ここでも、芝生が丁寧に整備されていて、木陰に腰をおろして読書するには最高のロケーションだと感じました。
最後の写真は、ロンドンのセント・ジェームズ・パークでとったものです。
皆さん見えるでしょうか。真ん中に見えるのがリスです。ロンドンの多くの公園には、たくさんの動物がいました。中でもリスはどの公園に行ってもいたような気がします。
今回感じたことは、ヨーロッパの人々が植樹会の方々と同じように自然を守ることに精通していることでした。何百年も前の自然をそのまま残していることは本当に驚きました。
一方で、多くの人がその自然を守ることだけではなくその雰囲気を大いに楽しんでいたことも私にとって印象的でした。公園に行けば多くの人がスポーツをしたり、家族と会話を楽しんでいる様子をみることができます。私たち植樹会においても一橋大学に今よりも多くの人が訪れ、自然を楽しんでもらえるように整備していければと思いました。
それでは、短いですが今月の寄稿文はこれにて終わりにさせていただきます。来月以降も楽しみに待っていていただければと思います。
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