平成18年7月20日(木)第29回一橋植樹会作レポート

作業日の前後はひどい天候でした。15日から梅雨前線が日本の半分以上の地域で活発に活動し、大雨が降り続いていました。ところが作業日に限って、国立は雨が止み、気温は24度、湿度もこの時期としては低目でした。そして作業日の翌日から降雨再開です。今回はホッケ−部と応援部を中心とした学生が多かったこともあり、参加者は71名となりました。参加者の内訳は福嶋先生、教職員5名、OB　38名　学生　27名です。杉山学長はキャンパス美化運動にたいへん熱心ですが、所用のために不参加となりました。「当日午後は会議に出席のため外出しますので欠席します。皆様によろしく」とのメッセ−ジを頂きました。

  佐野書院に代わり2ヶ月ぶりに職員集会所に集合。午後2時よりミィ−ティングを行い、作業場所に移動して、佐藤征男氏の指導により準備体操を行ってから、2時10分過ぎに作業を開始しました。

  今回の作業場所ですが、第1班はホッケ−場の東側、経済研究所北側に隣接するゾ−ンです。第2班は情報教育棟の南側です。この他陸上競技場南側の「ススキ草原ゾ−ン」の伸長著しい雑草刈りを行い、ススキやオミナエシそれにフジバカマの周辺をスッキリさせました。6月に続いての作業です。

  当日の作業に関して福嶋先生に解説していただきました。
「ホッケ−場東」は「武蔵野の面影を維持するゾ−ン」に属する。作業の目的はモウソウチク等を取り除き、武蔵野らしい雑木林にする。低木は伐採する。
「情報教育棟南側」はホッケ−場東と同一ゾ−ンに所属。ツル植物が多いので、ツルは極力排除する。低木の除去は行わない。低木を含む雑木林とするのが目標。

  福嶋先生の指示のもと、作業が進みました。キャンパス内の下草、ツル草の繁茂はこの時期すごく、とても作業が追いつきません。秋口になるまで状況は変わらないと思われます。あせることなく、じっくりとまいりましょう。

  刈込機3台を使用して作業の効率をあげました。でも太い枝は切れません。もちろん、安全への更なる配慮も必要です。

  第2班は作業に熱中し、終了したのは午後5時前でした。約8mのエゴノキ2本を切り倒したのは圧巻でした。1本は枯死木で、他の1本はアカマツにもたれ込み、発育を妨げていたので処理しました。

  ところで、女性の参加者は増加傾向にありますが今回も10数名の方が参加されました。
男性に混じって奮闘されていました。熱心で、丁寧な仕事振りでした。

  今回も、41年会より12名の参加がありました。　1年以上続いた記念事業、それに準ずる事業は終了しましたが、「41年会植樹会サ−クル」という同好会を立ち上げて、今後も継続して団体参加するとのことです。会長は樋口文夫氏です。

  5時過ぎより食堂にて反省会を開催、草刈機を使用して奮闘された、40年卒の八藤南洋氏の音頭で乾杯しました。岸田夫人差し入れのオツマミを食しながら、初参加の方の感想をお聞きしました。ついでS55年卒の末松義規国会議員、及び学生2名のスピ−チ。なお、今回初参加の学生の数は多かったですが、ほとんどの学生が作業終了後に部活に入り、反省会にはほとんど出席しませんでした。会は大いに盛り上がりました。

ホッケー場東側作業前	ホッケー場東側作業後
国際交流会館東側作業後	情報教育棟西側作業後
ススキ草原　ススキ・ハギ	ススキ草原　フジバカマ