平成19年5月31日(木)東キャンパス美化作業報告
作業班:新里英雄(記)
(1)美化作業の趣旨
国立キャンパスの貴重な緑を良好な状態で維持していくために活動している「一橋植樹会」と6月9日(土)〜10日(日)にKODAIRA祭を控え、東キャンパスの清掃を計画中の「KODA祭実行委員会」が協議・打合せの上、協力して共同作業を行なうことになった。初めての共同作業であるが、前KODA祭の責任者で、現在植樹会学生理事として活躍中の沼尻晃輔(社3)氏やその他多数の方々のご尽力があって実現したものである。
(2)一橋植樹会およびKODA祭実行委員会の協調体制
作業日時、場所、内容に関してはKODA祭委員会の意向を受け入れ、植樹会は作業用具の手配、安全性への配慮、用具の使用方法をふくむ作業全般の指導、事後の反省会の準備、傷害保険の付保、大学施設課との打合せ、保健管理センタ−への万一の場合に備えて事前の対応依頼等を担当して、KODA祭委員会を全面的にバックアップした。また、KODA祭委員会は、KODA祭関係の学生に対して精力的に参加を呼びかけた。
(3)当日の作業等の状況
午後1時30分より3限の授業がないKODA祭の学生、約30名が東キャンパスに集合して作業を開始、各々箒、ゴミ袋を手に「はきそうじ」や「ゴミ拾い」を行なった。安全性に配慮して鋏や鎌の使用は控えた。スタ−ト時の空模様は雲が多いものの晴れ、気温・湿度はグ―。昨日の雨で濡れている箇所が散見されるがさしたる支障はなし。天気予報によれば関東地方は寒気を伴った気圧の谷が通過するため、雷雲が発生しやすく夕方は部分的、一時的に大雨や落雷の恐れがあるとのこと。作業終了予定の5時迄はなんとかもって欲しい!!
植樹会のOB14名は午後2時に職員集会所に集合して、作業内容や夫々の役割に関して打合せを行なった。2時45分より東プラザにあるKODA祭部室の前にて作業ミ―ティング。当日の参加者は施設課職員の方3名、OB他15名、KODA祭学生102名、それ以外の学生12名、総計でなんと132名。学生は3〜5限の授業と作業の間を往来しながらの参加でご苦労様です!!
平林孝太KODA祭委員長よりオープニングの挨拶、植樹会作業担当者より服装、安全上の注意点、後片付けの徹底や怪我をした時の対応についての話があり、次いで田中政彦植樹会顧問より用具類の使用方法についてパフォ―マンスを交えて熱のこもった指導があった。
5班に分かれて、今度は手に手に鋏や鎌を持って作業再開。下草刈りや蔓類の除去。植樹会作業のOBや植樹会会員学生を各班に配置して、大学入学後2ヶ月の新歓期学生(計91名)をサポ−ト。因みに5班の担当場所は次の通り。1班―北門付近、2班―東守衛所より東プラザへ至る小径脇、3班―東1号館周辺、4班―東2号館北側、5班―池の周辺。
北門の西側に下草が跋扈しだしたので植樹会のベテラン2名が草刈機を駆使して効率をあげた。すぐに汗ビッショリ。祭の会場がドンドンきれいになるのが分かる。合間に各々、自分のペ−スで水分補給、小休止。作業のリズムにも慣れてきた頃、雲行きが少々怪しくなってきた。遠いところでかすかな雷鳴も聞こえてきた。3時半過ぎにポツリポツリ。まだまだいける。4時前に大粒の雨。あと1時間待って欲しかった。だが雨脚は強まるばかり。全員西キャンパス職員集会所に退避。
予定を早めて4時半より食堂にて反省会開始。土田植樹会副会長より改めて本日の共同作業に至った経緯の説明があった。学生で溢れんばかり。ソフトドリンクで乾杯!!次いで植樹会の用意したアンケ−ト用紙が学生に配られ、乾き物やお握りを食べながら歓談。KODA祭の学生はこの後、重要な打合せがあり5時半前に散会。集会所を出る頃は雨脚が一層激しさを増していた。
(4)終わりに
降雨により作業は早仕舞いとなったが、KODA祭の会場としての準備は完璧とはいかないまでも、ある程度整ったものと思われる。KODA祭の成功を祈るのみである。新歓生その他の方々と一緒に汗を流しながら、ボランティア活動の素晴らしさ・充実感を共有できたのは無上の喜びである。充実した半日でした。初めての共同作業ということで不十分なことや反省すべき点も多々あったと思うが、今年度の実績を踏まえて来年はより質の高いものを目指すつもりです。来年また一緒に作業を楽しみませんか。但し雨だけはご勘弁の程を!!
以上
(付記)
上記の共同作業とは関係ありませんが当日、福嶋司先生と午前中作業を行ないました。
作業場所:西キャンパス陸上競技場南東のススキ草原ゾ−ン
作業内容:下草刈り、ススキ・フジバカマの株分け、オミナエシの苗木の移植、萩の移植
参加者: 福嶋司植樹会顧問、施設課 伊藤正秀課長代理、坪谷英樹氏、新里
作業時間:午前9時〜11時
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