作業班:新里英雄(記)
5月31日(木)に一橋植樹会&KODAIRA祭実行委催員会共催で「東キャンパス美化作業」を行いましたが、これが通算して40回目の節目の作業となりました。したがって2週間後の6月月例作業は41回目に該当します。
今年は全国的に梅雨の訪れが遅れています。 今週に入り日本の南海上にある太平洋高気圧の勢力が強まり、梅雨前線が北上してようやく梅雨入り間近かを思わせる気圧配置となりました。13日午後には「九州北部・山口県および四国が梅雨入りしたと思われる」と気象庁が発表。 関東地方でも14日に梅雨入りの可能性が高いとの予報。
当日早朝には国立でも、いつ降ってもおかしくない空模様でした。午前10時半頃大粒の雨がパラパラと落ちてきました。
集合場所は久し振りに佐野書院。 午後2時過ぎにミィ−ティング開始。事前の申込者は50名、悪天候のため実際に参加された方は37名―教職員3名、福嶋先生、OB27名、学生6名。学生の参加者が少なかったのは3限目終了時に降雨が激しかったためと思われます。
作業場所は(T)「岸田ロ−ド周辺」(西キャンパスの南西端部分、ハンドボ−ルコート・硬式野球場の西隣)および(U)「東キャンパスの丸池で囲まれたゾ−ン」です。
岸田ロ−ド周辺
毎年下草刈りや蔓切りを行なっているがこの時期は草ボウボウとなります。小雨の中、雨具をつけて20数名が作業を決行。まもなく大降りとなりました。
作業を北側より南に向かって展開。 雨と発汗のため身体は早くもビッショリ。刈込4台を総動員して効率良く作業は進みます。 西側、崖状部分の下草や小木は鎌や鋏を使用して除去。刈り取った崖状部分に突然、椋鳥が百数十羽飛来し何か餌らしものを一斉に啄ばみ始めました。近づくと大集団は野球場の方へと飛び去って行きました。
間もなく天候が好転して弱雨。しかし空には所々黒雲が見らます。作業が開始される直前に雨が止む―過去幾度か経験したが残念ながら今回は神風が吹いてくれなかった。 (ほんのチョッピリは吹いたようですが------)
刈り取った下草等はリヤカ−で運び一箇所に集めました。リヤカ−が作業場所を幾度となく往復。 4時過ぎまで一心不乱になって働いた結果、あたりの情景が一変。 頑張った甲斐アリ!! 後片付けを徹底して行い佐野書院に引き揚げました。 途中で見た紫陽花の雨に濡れた赤紫と青紫の色彩が実に鮮やか!!
※画像をクリックすると拡大されます
岸田ロード周辺 |
|
|
|
作業前 |
作業後 |
|
東キャンパスの丸池で囲まれたゾ−ン
東キャンパスのシンボルともいえる最も目立つ空間ですが、本格的な作業は未経験でした。 十分な植生管理が行なわれているとは云い難く、晴天の日でもヤヤ薄暗い感じがします。高木が覆い、低木であるドウダンツツジへの日照が不十分で枯れ死したものもでています。
福嶋先生をリ−ダ−とした屈強な面々9名が梯子に登り、池に覆い被さったアカマツの枝を切り落とし始めました。丸池の内側に植えてあるサクラ、ウメ、サルスベリの不要な枝も同時に退治。切った枝を細分化して纏めます。かなり太い枝もターゲットとなり、交代で梯子に登り鋸を必死になって動かします。巨木で覆われているため、雨はそれ程気にならないが、筋肉が疲労困憊し身体中より汗が吹き出ます。
5時迄作業は続きましたが、力的に一杯一杯となったので、来月に続編を行なうことを心に誓い作業終了。池にせりだした枝はほぼ整理し終わり、景観か大いに改善されたのが確認でき大満足!!
雨の中のシンドイ作業であったが一人の脱落者もなく全員最後まで頑張ったのは特筆に価!!
作業案内を出す時には「雨天中止となります。」とリマ−クすることが多いが、今後は 「小雨決行、大雨中止となります」と変更することが必要かも。
それにしても作業後の焼酎(福嶋先生差し入れ)やビールは一入美味でありました。
|