作業班:新里英雄(記)
作業日の天候が気になりだした16日(月)、新潟県を中心とする大地震(「中越沖地震」と命名)のニュ-スが流れました。現地では再度の大惨事で、被災者の心労は察するに余りがあります。早期の復旧を祈念する次第です。あらためて何事もなく母校のキャンパス美化運動に多勢の仲間と共に奉仕できる幸せを感じます。
ここで朗報を一つ、大学のご配慮によりシャワ-ル-ムが新設されました。職員集会所の玄関の右側の奥に、広めの脱衣場とシャワ-2基が完成しました。作業後は是非シャワ-を浴びて気持ちよく反省会後の二次会にお出かけ下さい。ご尽力頂いた大学の関係者に厚く御礼を申し上げます!!
現在キャンパスの中はいたるところで下草や蔓類が蔓延、跋扈しています。毎年のことですが、この時期には雑草類が繁茂して作業が到底追いつきません。我々が大切にしている陸上競技場の南東の「ススキ草原ゾ-ン」にしても、4月以降は毎月手入れを行っていますが、3週間程度で元の木阿弥です。 一方、幸いにして当ゾ-ンの九重高原のススキもシッカリと根付き、丈も延びてきました。9月の作業後にここで「お月見の小宴」を予定していますのでご期待ください。
東キャンパスの門を入って直ぐのところにある丸池周辺についてご報告します。非常に目立つゾ-ンですが従来十分な植生管理が行なわれていなかったために、アカマツやウメ、サルスベリといった高木や亜高木の枝が伸び放題となり、薄暗く陰気な感じがして、これを是正すべく先月の作業時に十名弱の仲間が雨の中、鋸と梯子で低いところの不要な枝を切りました。その後業者が高木の手入れを行ない、シンボルゾ-ンに相応しい景観となりました。なお「日照が不十分であったため、低木のドウダンツツジがところどころ歯抜け状態になっている」とのご指摘が福嶋先生よりありました。
久し振りに降雨の心配なしに楽しめました。悪天候のため作業実施が懸念された先月と比較して参加者数はやはり多く、89名になりました。試験中にもかかわらず、32名の学生が3限終了後に参加してくれました。うち16名はホッケー部所属で、同部出身のOBの方が参加を呼びかけてくれました。
準備体操の後4班に分かれて作業を開始。曇で湿度も低目で蒸し暑さは感じません。刈込機は4台がフル出動。なお今月10日(火)午後、高原正靖氏の音頭のもとS42年卒OB5名の方が集まり、学外の熟練者の指導のもと「刈込機の講習会」を受講し、新手の5名を加えて刈込機要員は二桁に達しました。
作業は4班に分かれて実施しました。
(1)前述の陸上競技場南東のススキ草原ゾ-ン。このゾ-ンを熟知されている国持重明氏を中心に数名の方が担当。トラック東側の「植栽ゾ-ン」の草刈りも併せて実施。
(2)岸田ロ-ドの西側の崖および崖上の平らな部分(6月作業の続編)。関統造氏ほか多くの方が人海戦術でアッタク。 崖上の部分も草や蔓草を退治できました。
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岸田ロード周辺 |
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作業前 |
作業後 |
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(3) ホッケ-場周辺部。ホッケ-部の部員が担当。 部OBや田中政彦、志田哲朗氏が指導していただきました。ホッケ-場を囲む金網の蔓類も重点的に除去しました。
(4)礒野研究館周辺の下草刈りおよび蔓草取り(東側より西へ展開)。大泉潤氏ほか岸田ロ-ドに匹敵する人員で奮闘。テリトリ-が広く今月は東側半分のみで西半分までは手が回りませんでした。
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磯野研究館 |
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作業前 |
作業後 |
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作業は4時半まで精力的に続行。湿度は低目とはいっても、なにせ7月。作業中は汗との戦いでもありました。ドンドンきれいになっていくが、疲労も溜まってきたので他日を期し後片付けにはいりました。お疲れ様です!!
作業中にOB2名、学生1名の方がブヨ(と思われる虫)に頬や首を刺されて保険センタ-の診療をうけました。薬を塗ると腫れもかなりひきました。この時期、虫刺されには要注意ですが、ブヨにかんしては対策がとりにくとのことです。
作業を終えて、早速シャワ-を利用された10数名の方の評判は上々でした。ただし作業は一斉に終了するので、より多くの方に利用してもらうためには一考を要するようです。 5時過ぎより谷植樹会副会長の音頭で反省会を開始、ホッケ-部OBの土田進氏(S41年卒)やサッカ-部の副部長のスピ-チがあり盛会でした。
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