作業班：新里英雄（記）
暦の上では立秋を過ぎ「残暑お見舞い申し上げます」の候とか。でも、連日の猛暑が堆積した酷暑の中であえぎながら生きているのがここ一週間です。当日は日本中が猛暑に襲われ、熊谷市では40.9℃と74年ぶりに国内最高記録を更新。近くの八王子市でも38.7℃まで気温が上昇しました。全国で800人以上の人が熱中症にかかりうち12名が死亡したとのことです。月例作業常連の田中政彦氏も前日の15日朝、自宅の庭で作業中、熱中症に見舞われ、今回は不参加のやむなきに到りました。
午後2時から全員揃って職員集会所でミ−ティング開始です。夏休中なので授業はなく、学生も定刻に参加できました。暑さ対策として麦茶や梅干を用意し、作業前から水分補給を各自で十分おこないました。体調管理に関しては各位の判断にまかせ、不調のものは中途で作業を中止することとし、作業場所に関しても体調に応じて各位にて選択していただきました。
酷暑の中を集まった方々は53名で教職員6名、福嶋先生、OB36名、学生10名。OBのうち半数は41、42年会所属で42年会は卒業40周年の記念事業を実施中です。学生はコダ祭所属が中心で、平林孝太委員長も参加しました。
今キャンパス中で作業が一番必要なところは、西キャンパス南西端（如意団部室付近）とマ−キュリ−タワ−周辺です。後者は広範囲にわたりますが、草刈機をフル活動させ、人数を投入し、刈取った下草・蔓類の後片付けを行なえば景観が一変すること明らかです。 残念ながら今回は模擬裁判の授業が進行中で果たせませんでした。一方如意団部室付近ですが、風通しが悪く、日陰がなく、直射日光に照らされ、作業場所としてはこの時期は最悪です。今年3月に植樹会主催で里桜（3本）および寒椿（5本）の記念植樹が行なわれましたが、ここ1月で下草や蔓草が急速に伸長し、寒椿はその中に埋没、里桜の幹の上部がかろうじて見える有様です。このエリアだけは熱中症は恐ろしいけれども、手入れは避けて通れないと思いました。
結局、作業は5班に分かれて実施。 草刈機も4台投入しました。
1、 如意団付近
体力に自信があるものに限定して短時間で切り上げようとしましたが参加者の半数近くのものが作業開始午後4時前まで頑張り、作業前と比較して実に見違えるようになりましたが流石に体力の消耗も激しく全員ヘトヘトになりました。
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| 如意団付近 |
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| 作業前 |
作業後 |
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2、 陸上競技場南東部ススキゾ−ン
作業後の4時過ぎより福嶋先生が「秋の七草」に関して解説していただけるとのことで、2名（国持、土田氏）が作業し環境を整えました。
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| 陸上競技場南東部ススキゾ−ン |
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| 作業前 |
作業後 |
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3、 ひょうたん池周辺
比較的涼しい場所です。志田氏を中心に刈込機も投入して作業を実施しました。
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| ひょうたん池周辺 |
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| ツルとり作業前 |
ツルとり作業後 |
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4、 東キャンパス東1号館周辺
本日の作業場所の中で一番涼しい場所です。それでも汗だくになって奮闘していました。
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| 作業中丸池 |
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| 丸池周辺の作業 |
5、 東キャンパス東側通用口付近卒業記念植樹付近
高橋浩平氏の音頭で今年3月の 卒業生が記念植樹（石楠花4本、カルミア1本「大志」の記念碑あり）を行ないました。 記念植樹の周りに枝が伸び日照が不足気味なので福嶋先生にお願いして手入れをしました。周りの不要な雑木を切り倒したり、日照を妨げていている木の枝を整理しました｡水分も不足していたのでテニスコ−ト北側の水道よりバケツで水を運びました。 なお先生よりもう頻繁に水を大量にやるようにとのご指摘を受けました。
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| 東キャンパス・卒業生植樹・作業中 |
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| 卒業生植樹地周辺の作業 |
作業後、職集の食堂にて反省会を行ないました。すでに、ススキの原に参加しなかった方々はかなり盛りあがっていました。熱風の中での作業の後です。ビ−ルは誠に喉に心地よく、昼間の奮闘の疲れを忘れさせてくれました。
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2007年8月16日（木）13:30
