植樹会 作業班:新里英雄(記)
“真夏日”’の中行なわれた作業も10月となると様変わりしました。気温はもう少し低目がよかったが、開始時には太陽も雲間から顔を出す作業日和となりました。
通算45回目の作業の参加者は田崎教授、緑川施設課長をはじめとする教職員7名、福嶋先生、OB32名、学生17名で合計57名が参加。過去幾度かご参加下さった杉山学長は都内での委員会があり残念ながら欠席されましたが、次のようなメッセ−ジを頂戴しました。「急遽割り込んだ用務の為失礼してしまったことが悔やまれます。いつも作業に参加して下さっている皆様方に、あらためてお詫びと御礼とを申し上げる次第です」。
福嶋先生は明後日からのヨ−ロッパへのご出張の準備の合間を縫ってのご参加、いつも植樹会作業を支えて頂き感謝です。
午後1時30分から本日の作業の確認の後は準備体操を行い2班に分かれて直ちに作業開始。
第1班はひょうたん池の南西エリアを担当。此処は上田貞次郎先生の像や「哲学の道」が在る所で池の周辺は緑地管理計画上「庭園ゾ−ン」、その南は「植栽ゾ−ン」と指定され、毎年作業を行っている言わば“植樹会作業定番エリア”で、もう少し明るい感じのエリアにしたいものです。鎌や刈り込鋏を手に手馴れた様子で程よく間隔を空けながら作業は進み、刈込機も両班あわせて4台フル稼働しました。
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ひょうたん池南側 |
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作業前 |
作業後 |
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第2班はハンドボ−ルコート(硬式野球場の北、野球場との間には小径が在ります)の周辺部を担当しました。ここは第1班担当地区と同じゾ−ニング、即ち「植栽ゾ−ン」に属し、その西側には「岸田ロ−ド」が南北に延びているサクラの木が多い地域です。ハンドボ−ルコートの南側と北側の小径は嘗ては下草、小木、蔓類に占拠されて到底人間の通行出来る余地はなく、業者に依頼してそれら邪魔物を一掃しましたが、時間の経過と共に、ツタ植物が茂り、元の木阿弥の状態となりました。熊手を使用して蔓草を木より引き剥がそうとしていたら、熊手が壊れてしまうというアクシデントも発生し、仲々難儀な作業となりました。1時半過ぎより開始して3時間が経過、やるべき事がありましたが、これが限界と引き揚げる事にしました。それでも作業前と比較すると見違える程スッキリ、満足感が心の中でじわっと広がって行きました。
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ハンドボールコート周辺 |
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作業前 |
作業後 |
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午後5時前より反省会が始まりました。まず福嶋先生による乾杯の音頭、次いで加納会長より一橋祭(前述)において植樹会が行うプログラムの紹介がありました。その後はいつもように賑やかな歓談となり、午後6時前に散会しました。
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