植樹会 作業班:新里英雄(記)
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作業中 |
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立冬が過ぎると朝夕に風の冷たさが感じられるようになり冬の気配が日増しに現れてきます。年内の作業も残すところあと2回です。今年も実に多くの方々にご参加いただき、ただただ感謝です。
参加者は緑川施設課長ら教職員5名、福嶋先生、OB35名、学生12名の合計53名です。一橋祭終了直後という日程のためか、はたまた3年生は就職活動の最中、4年生は来年早々締切りの卒論に集中しているためか、学生の参加者数は少数です。植樹会のユニフォ−ムを着けて作業を行ないたいと張り切っておられた杉山学長は上海へご出張され参加されません。
春から夏にかけて下草や蔓類の伸長が徐々に激しくなり、「戦い」が開始されます。盛夏にはタ―ゲットとする下草・蔓類は生命力に溢れていて植樹会の作業はその生長にとても追いつきません。しかし11月ともなると様替わりとなります。最早恐れることはありません。急に元気がなくなりヘタリ込みだします。ひと頃のようにシャカリキになってあくせくと奮闘する必要はありません。ひょうたん池に行ってガモの数を数える余裕もでてきます。20数羽が楽しそうにスイスイと泳いでいました。
作業場所は経済研究所の北側です。今年2度目の作業となりますが、5月17日(木)に実施以来約半年が経過し、キャンパスの中では最も作業が必要なエリアとなっています。
年中行事となった「自然薯掘り」参加者を除く30余名の方々が経済研究所分室(東側)と日本経済統計情報センタ-(西側)に囲まれた広いエリアの美化作業を始めました。東隣には「弓道場」があります。大学祭時に弓道部員が「作業に参加したい」との意向ありました。そこで共同作業の提案を行ないましたが、残念ながら部内で召集をかける時間がなく、共同作業は12月以降に持ち越しとなりました。弓道場周辺は概ね緑地基本計画上「現状のまま保存するゾ−ン」、一部は「武蔵野の面影を維持するゾ−ン」に指定されています。原則的には武蔵野の雑木林の姿を残す林にするのを管理目標としますが、長らく手を入れていないので下草の刈取りや不要な低木層の除去を行なう必要があるとおもわれます。
4台の刈込機を入れて作業は進みます。大泉潤氏はロ−タリ-の中の一段高くなった円形部の下草を効率良く刈取っています。残りの3台は統計情報センタ−東側、長方形の部分を攻めています。そこが終わった後は北側に展開していくとのことです。
気温は低目で作業がやりやすい日なので、午後4時迄頑張ります。鎌や苅込鋏の使用者はどうしても腰を屈めての長時間の作業となるので、時々休憩時間を入れても終了間際になるとかなり足腰にこたえてきます。
午後4時前に作業は終了しました。
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