一橋植樹会 植生キャンパスマップ 野鳥キャンパスマップ
ホーム 国立キャンパス緑地基本計画 作業結果一覧 会員登録 作業参加申込 定款 役員 リンク
サイトマップ 現在位置:ホーム > 作業一覧 >  2008年4月24日/4月3日番外作業
 
終了した実施作業
2008年4月24日(木)13:30
場所
西キャンパス内本館、附属図書館、兼松講堂に囲まれた芝生ゾーン、本館西側、陸上競技場南東部のススキ・ゾーン(陸上競技部との協働)
作業

雑草取り、蔓植物刈り

参加者

<顧問>
福嶋 司先生
<教職員9名>
(教員3名)
田ア宣義教授/筒井泉雄教授/坂内副学長夫人
(職員6名)
緑川 健課長/伊藤正秀課長代理/水口茂則課長代理/坪谷英樹/野口健一郎/越川洋明
<OB25名>
河野正次(31商)/兵頭 浩(34経)/岸田加代夫人/田中政彦(35経)/国持重明(35経)/国持良子夫人/大泉 潤(35経)/久木田義雄(35商)/加納誠三(37経)志田哲朗(37経)/土田将夫(37商)/谷 和久(37社)/籏野友夫(38経)/北川修司(38商)/鈴木徹郎(39社)/藤田淡水(40経)/八藤南洋(40経)/佐藤征男(42経)/西村周一(42経)/高原正靖(42社)/高場恭幸(43経)/山村輝夫(43法)/谷川達夫(43社)/鐘ヶ江健一郎(44法/山田昌弘(平8商)
<団体参加7名>
(41年植樹会サークル)
樋口文夫/穂苅 公/水野健吉/村川守中/江口清象/栗田克彦/新里英雄
<学生13名(内陸上部4名)>
柴田 潤/平林孝太/望月宏泰/高島和弘/石田亮平/中西晶子/松岡 学/山田重則/割田早良/
(陸上部)
服部康平/大垣秀介/平川宗史/重光成一郎

(参加者総数 55名)




平成20年4月24日(木)一橋植樹会作業レポ−ト(通算51回目の作業)


植樹会 作業班 : 新里英雄(記)

 新年度最初の作業日にもかかわらず、作業日の前後は晴天、作業日のみ雨。
しかも作業の行われる午後の方が降水確率は高いとの報道に、当日朝は天候を理由とした作業参加中止の連絡が相次ぎ、心穏やかでありませんでした。
ところが開始時刻の午後2時には雲の切れ目から青空が広がり、「出来るだけやろうよ!」と声掛け合いながら福嶋顧問、田崎、筒井両教授、施設課からは緑川課長を筆頭に55名(OB32名、学生13名)の参加者は作業開始しました。55名は少ないようですが、新学期入りで何かと忙しい学生の参加者数が伸びなかったことも考慮に入れれば、多くの参加者に恵まれたと言う方が正しいのでしょう。

今月の作業は本館、附属図書館、兼松講堂に囲まれた庭園ゾーンの雑草取りです。芝生でこれから伸び放題になる雑草、蔓植物を今の内から摘み取っておこうとの狙いです。 春を謳歌するように咲くタンポポも刈り取らねばなりません。 腰に負担の掛かる今日の作業用に、予め膝当てを用意し希望者に配布しましたが、体を屈めての作業の為、腰に負担が掛かってきます。 芝生ゾーンのツツジ類にはまだ蔓植物による被覆は見られませんが、根元には雑草がはびこり、立鎌を使って取り去ります。 もう一つの作業場所、西館横では雑草がかなり伸びていました。

月例作業常連の一人、佃 義範先輩(昭35社)のご尽力により、今月から陸上競技部の学生との作業が実現する事になりました。今年は各運動部との協働を増やす事が重点目標の一つとして挙げられています。陸上部には競技場に隣接したススキ・ゾーンの作業に協力願うこととしました。初回の当日は4名の学生参加者と植樹会の2名で中鎌を使用して1時間超雑草取りに汗を流しました。
庭園ゾーンでの作業が佐野善作先生の銅像より附属図書館の方へ向かって進んだ頃、疲労も限界に近づいて来ましたので、4時過ぎに作業終了。後片付けに入り、芝生ゾーンらしく整備されたのを見届け、清々しい気分で職員集会所に戻りました。

この日、 “多数の新入生に参加してもらい、「キャンパス内の食材を使用した山菜天麩羅で歓迎する」企画を用意してありましたが、残念ながら新入生諸君には如水会企画の「歓迎会」という先約があることが判明しました。それでも「山菜の下見までして止められるか」との思いもあって、初の試みの“天麩羅パーティー”は予定通り実行と決めました。すでに月例作業の合間に、福嶋顧問をリーダーに山菜採取を行ない、22種もの食材全てをキャンパス内で確保していました。

厨房では、福嶋顧問、筒井教授、佐藤征男氏、坂内副学長夫人、岸田夫人、国持夫人に女子学生が作業を進め、天麩羅を揚げ始めました。採取した22種類を調理するのですから厨房はさながら戦場のような慌しさです。平素は上品なご夫人方も髪振り乱しての奮闘でした。ご馳走の前に一辛抱とばかり4時半から職員集会場大会議室で福嶋顧問から使われる食材に付いてそれぞれ解説して頂きました。いよいよ開宴です。食堂には「山菜天麩羅」が大皿に山盛りとなって次々と運びこまれて来ました。空腹感に襲われていた参加者連は、ビールの乾杯もそこそこに天麩羅を頬張ります。

参加者の感想を幾つか引用しておきます。
(その一)「山菜の天麩羅を食したことはとても貴重な体験になりました。本当に美味しかったです。失礼ながら予想外でした。」
(その二)「そもそも山菜ってなあに?」「食用となる山野に自生してる植物のことだよ」「ふ〜ん、では本学のキャンパスは山菜の宝庫なんだね!」
(その三)「ドクダミは薬用専科と思ってたが食用にもなるんだね。でもどうして毒草でもないのに、ドク(毒)ダミなの?」
(その四)「オオバコって小さい時、絡ませて引っ張り合い強さを競ったあのオオバコが食べられるの?」「そうそう、田舎の親父は子供の頃、葉の部分を天麩羅にしてよく食べたと言ってた」

ドクダミの根を塩とゴマ油であえた料理も供されましたが独特の臭い(匂い?)に賛否両論がありました。いずれにせよ“珍味”に話題は尽きず、十二分に堪能させていただきましたが、最後の鈴木徹郎氏(昭39年卒)より次の飛び入りスピ−チ「この催しには感動しました。こんなに感動したことはいままでありませんでした」が初めての試みの成功を表したのでないでしょうか。

  食材として使用した山菜は次の通りです。
(木)サルトリイバラ、ミツバアケビ、イロハモミジ、クズ、マユミ、クコ、イヌザクラ、ウワミズザクラ、タラノメ、ニセアカシヤ
(草)ノビル、スイバ、オオバコ、ムラサキハナナ、ナズナ、ヨモギ、イタドリ、ドクダミ、フゲンゾウ、セイヨウタンポポ、オニノタビラコ、カラスノエンドウ       (以上計22種類)


※画像をクリックすると拡大されます
材料の採集 説明 調理 盛り上がる天麩羅パーティー



2008年4月3日(木)13:30
場所
西キャンパス陸上競技場南東部ススキ・ゾーン
作業 前月の定例作業時に植栽した3種(カワラナデシコ、キキョウ、オミナエシ)の苗150本の着実な根付き、生育の為植え直し作業並びに付随作業実施
参加者 <顧問>
福嶋 司先生
<教職員2名>
(施設課)2名
伊藤正秀課長代理/野口健一郎
<OB 7名>
田中政彦(昭35経)/国持重明(昭35経)/佃 義範(昭35法)/岸田加代夫人/八藤南洋(昭40経)/新里英雄(昭41法)/西村周一(昭42経)

(参加者総数 10名)


平成20年4月3日(木)一橋植樹会番外作業レポート


植樹会 作業班 : 新里英雄(記)

前月の作業後の反省会場で田中政彦顧問よりあった「苗の根付き、生育の為別途補強作業を行うべし」との提案に福嶋顧問も即座に同意され、4月3日前後に10名程度の参加者を募集する事で方針決定、実施の運びとなりました。
多数の参加者は必要としない今回の作業、自宅がキャンパスから遠くなく参加し易いOBや学生を中心に参加呼び掛けた結果2時に集合したのは福嶋顧問を始め総勢10名でした。

学生は各部共、午前中に入学式を終えた新入生獲得運動に忙しく、学生の作業参加は実現しませんでした。
天候も問題なく、施設課に用意願った黒土10袋が待つ現地に直行、田中政彦顧問手配による“サークル支柱”、“支柱(長さ90cm)にハンド・シャベル等をもとに作業開始です。
スコップで苗を掘り起こし、用意した黒土を底部に埋め込むと共に苗をガードするように包み込むようにして植え込んで行きます。 雑草の侵入から防ぐ為です。 予想以上に多量の土が必要と判明、途中で急ぎ街の園芸店から黒土や腐葉土を補充する一幕もありました。 次は植え込まれた苗が知らずに踏まれてしまわぬように“サークル支柱”を苗の周囲に配し、固定します。 この“サークル支柱”が遠目からも目立つように赤いテープも取り付けました。 最後は植え直した苗に水撒き、隣の野球場の水場から大きなジョウロ一杯に水を満たしての往復は可なりしんどい作業でした。 苗の合間には通路も作りました。 気心の知れてる者同士、阿吽の呼吸での作業でテキパキと進みましたが、作業終了した時は5時を少々過ぎていました。 我々の熱き想いに応えて苗たちがすくすくと育ちますように!!

24日の月例作業後の反省会では山菜天麩羅を供する趣向の為、作業終了後に福嶋顧問の先導でススキ・ゾーンから如意団部室〜山岳部部室を通り岸田ロードを経て下見を行いました。 オオバコ、ドクダミ等16、7種類の山菜が候補として挙げられました。

この初の試みに岸田夫人、国持夫人が調理に腕を奮って下さいます。 
乞うご期待です。


≪前の作業へ 一覧 次の作業へ≫

© 一橋植樹会