作業班:志田 哲朗 記
秋晴れの清々しい好天に恵まれた恒例の作業となった。
9月度の作業が小雨模様であった為、手入れが出来なかった「岸田ロード」全域をはじめ、樹木があまり多くなく日中長時間に亘り直射日光が当たる場所は秋半ばとは言え雑草類が伸び放題となっていたため、これ等地域を選定し作業参加者を4グループに編成して約2時間の集中的な整備作業を行うこととなった。
長く伸びた雑草や茅類が蔓延している岸田ロード周辺の整備には、これまで主流であった作業参加者個々人が持つ手鎌での手作業では機動性を損ないかねない為、今回大学施設課にて調達したエンジン付芝刈機と植樹会が購入した新兵器としての長柄の付いた茅刈鎌や造林鎌を投入することで、傾斜の付いた岸田ロードでの作業の効率を高め、短い限られた時間帯で繁茂した雑草類の大半を駆除することが出来、頗る満足すべき作業結果であった。
西キャンパスの経済研究所北側も広範囲に雑草が蔓延っていたため、これらも可成り退治することが出来た。 又、東キャンパス入口のロータリー周辺の雑木の排除や枝払いに加え、植込みのドウダンツツジ等に絡みつき覆い被さった蔓等の除去作業にも取り組んだ。
更には樹木同士が喧嘩し合ってると予てより話題となっていた保健管理センター前のモチの木の剪定や部分的な伐採と、情報処理センター脇にある雑木やモッコクの伐採など植樹会として対処可能な力量での美化整備作業を行った。
毎度の作業で発生する大量の植物ごみの処理にはごみを入れる通い袋も今回も2袋増量して所定の場所に運び込むこととしたが、運搬用のリヤカー(現有3台)が不足気味とて台数を増やして欲しいとの要望があるため、大学施設課と相談し、保管倉庫のスペースも考慮の上近々に先ず1台購入、増量することを検討している。
今回の作業参加者はOB38名、教職員3名、学生43名と総勢84名もが参集したことは大変喜ばしいことであった。 只、学生の参加人数の事前の把握には相当な困難が伴い頭痛の種となっている。 今回のケースで申せば、大学の新学期が始まったばかりで作業日前日までは学生の参加希望者は一部のサークル・メンバーの少人数が判明する程度であったが、作業当日の授業時間(3時限目の14:40分頃)が終わった段階で徐々に馳せ参じて呉れた状況であった。 今後も学生の参集・協力の要請には前広なPR方法も含め大いなる検討課題が残っている。
尚、特別清掃作業(10月23日)が一橋祭を控え予定されている。 次回作業は学生が主体となるので、出来うる限り多数の学生参加者を期待して取り進められればと思っている。 作業予定場所は一橋祭運営委員会の希望も踏まえ設定しているが、植樹会としても大学の表玄関でもあるシンボリック・ゾーン(西キャンパスの兼松講堂と時計台図書館前)である中庭の化粧直し作業と併せて人目につく磯野研究館周辺(横・裏側地域)の雑草除去作業をも検討中である。
一橋祭に訪れ、キャンパスを散策される多くの諸先輩や、企画されているキャンパス・ツアー参加者に美しく整備され一変し、今までと一味違った大学構内を見て貰うことが出来れば幸いである。
以上
※画像をクリックすると拡大されます
|
|
作業前 |
作業後 |
|