作業班:籏野 友夫 記
2009年初の一橋植樹会作業日は、雨にたたられました。良いお湿りにはなりましたが、雨と寒さを考慮し屋外での作業は残念ながら中止としました。雨にも拘わらず、顧問の福嶋先生、緑川施設課長はじめ職員3名、OB23名、学生20名、総勢47名が集まりました。
作業の代わりに、今回は職集室内での勉強会に切り替えました。初めに、加納会長と緑川施設課長から新年のご挨拶を戴きました。今日は、たまたま福嶋先生の誕生日でしたので、日頃の先生のご指導への感謝も込めて、有志から誕生日プレゼントを贈呈しました。合わせて、先生からご寄贈の「寒ブリ」をご披露しました。
次に、伊藤施設課長代理から、プロジェクターで2004年に作成された「一橋大学国立キャンパス緑地基本計画」と、5年経過した現状についての報告を受けました。続いて、先生から基本計画についての補足説明・コメントと今後についてのご意見を伺いました。その一つに、瓢箪池と哲学の道の間の区域に「コナラ」か「クヌギ」を植樹し武蔵野の雑木林ゾーンを再生せる案が提示されました。座講終了後、希望者で現地に出向き視察しました。先生のご提案の趣旨が理解できました。
「災い転じて福となす」の諺通り、雨のおかげで良い勉強になりました。2月も、入試の関係で作業は休み、勉強会を予定していますが、今後の植樹会のあり方を再確認する良い機会とし生かしていきたいものです。
本日の反省会のお楽しみは、待望の「寒ブリ」です。現地視察を早めに切り上げた福嶋先生自ら立派な2尾のブリをさばかれ、お馴染みの岸田、国持両夫人他の活躍で見事な刺身とブリ大根がテーブル上に用意されました。また、大学側の好意でアルコールもOKとなりました。41年卒の樋口氏の乾杯の後、ブリ料理を堪能しました。本当に美味しい刺身と、ブリの味のしみた大根でした。今回参加の学生は、新しい一橋祭と小平祭の実行委員が主で、また女子が多かったために華やかで若々しい雰囲気でした。
雨で作業が出来ませんでしたが、グローバルな経済不況の中で迎えた2009年に於ける植樹会初作業日にふさわしく、足元を固めながら将来を考える良きスタートとなったように思います。
小生の呼びかけに応じ今回初参加の兼松君(38年卒の同期生)は、今日の植樹会の雰囲気が気に入り、常連になってくれそうです。これからも植樹会の趣旨に賛同する仲間を
増やしていきたいと感じた次第です。
以上
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福嶋顧問自ら包丁を入れ |
刺身 |
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懇親パーティー |
ブリ大根 |
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