作業班: 湯川敏雄(昭42社) 記
風も無く、少し動くと軽く汗をかくような秋晴れの下、OB・教職員・学生総勢53名が参集して行われました。
今回の作業場所は、1週間後に一橋祭運営委員会が主催する清掃作業が予定されていることを勘案して、(1)西キャンパスのシンボリックゾーンから西プラザ前に至る一帯(定番コース拡大版)、(2)如意団部室より北側の岸田ロード一帯、(3)東キャンパス、軟式テニスコート周辺(一橋祭運営委員会の予定と重複したエリア)、(4)職員集会所の周囲、の4ヶ所を設定し、職員集会所において志田作業班長から作業内容の説明を行い、参加者のグループ分けをした後、2時から4時までの予定で作業を開始しました。作業の概要は以下の通りです。
- 西キャンパスのシンボリックゾーン一帯については、田中政彦氏ををリーダーに昭和41年植樹会サークルを中心とするOB10数名が、雑草や植栽に絡まる蔓の駆除、芝刈り、西プラザ前広場の清掃などの作業を行いました。主庭園に加えて、図書館前から西プラザの前までと範囲が広く、また、トゲのある雑草があったりして、予定時間を超える作業となりました。
- 岸田ロード一帯については、国持氏をリーダーに約10名のOBが、刈払機4台をフル稼働させて、雑草駆除に取り組みました。ただ、岸田ロードの土手には人の背丈を越すような雑草(ビニールカッターの刈払機ではなかなか処理できない)が繁茂しており、人手不足の感は否めませんでした。最終的に硬式野球場フェンス側は終了したものの、土手側の一部は時間切れとなりました。
- 東キャンパスのエリアは、OB・学生等10数名で、2号館の奥、軟式テニスコート周辺を手始めに、植栽の蔓草退治を主とし、併せて枯れ枝の除去、雑草の処理などの作業を行いました。これは、前々回(7月度)に行った丸池周辺の蔓草除去の継続作業でもあります。ここも、皆熱心に4時過ぎまでの作業となりました。
- 職員集会所周辺は、OB5〜6名により、雑草及び蔓草の除去、伸びた竹の処理などを行いました。今年初めて手を入れる場所でしたが、施設課より借用した2台の刈払機も使用、エリア的にもそう広いところでなく、概ね当初目的の作業を終了しました。
今回の作業から、新規購入した刈払機2台を投入、植樹会の刈払機は6台となりました。刈払機の操作自体はそう難しいものではありません。ただ、振動を伴う機械ですので、できれば長時間の作業は避け、2時間を4交替位で使用したいものと考えます。また、刈払機を使用してみればわかりますが、ビニールカッターは、木や少し太い雑草、蔓状の雑草、草むらに寝ている枯れ枝などを苦手とします。これらを先行して人手で処理することによって、かなり能率の向上が見込めます。より多くの人が機械を扱えるようになり、人手と機械がうまく連携して作業ができるようになれば、と考えます。
さて、作業終了後は、恒例により、職員集会所において学生・OBが交流しての打ち上げを行いました。今回は福島顧問より農工大で作った焼酎の差し入れ(販売のPR)があり、好評を博しました。アルコール類はOBに限定されるものの、焼きオニギリ、ヤキソバなど、食べ物も充実してきました。また、この席で、広報班の佐藤氏から、新たに作製された「一橋植樹会の旗」が披露されました。
最後に、今回定例作業以外に、佐藤氏以下数名で、一橋祭でのクラフト作りの材料収集活動を行ったことを付記します。
岸田ロード |
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作業前 |
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作業後 |
以上 |