作業班 樋口文夫(昭41法) 記
大学通りの桜が散った4月中旬になっても、春とは思えぬ程の肌寒い16日、朝方は小雨で作業が開始出来るかどうか心配しましたが、昼頃になって雨も上がりました。平成22年度第一回の作業(通算78回目)には支障なく、予定どおり行われました。今回は教職員6名、OB29名、学生43名(内新入生28名)の参加を得ました。開始の2時前、作業班の湯川氏(42年社…次期作業班の班長)の進行により、最初に新任の柴田施設課長の紹介があり、
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新任の柴田施設課長ご挨拶 |
続いて作業の説明に入りました。各作業場所のリーダーの指示に従い、作業終了時間を徹底してほしいとの発言がありました。 準備体操の後、作業が行われました。今回は天候、参加人員を勘案の上、当初予定されていた東キャンパス丸池周辺の整備は取り止めとし、西キャンパス中庭及び学食から磯野研究館周辺にかけての雑草除去と清掃作業のみと致しました。
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作業中―磯野研究館周辺 |
作業中―西キャンパス中庭周辺 |
作業終了後は学生の手伝いもあって、道具類の後片付けも大変スムーズに行われました。今後ともメリハリを付けた作業を行っていきたいと思います。今回は作業中は若干の小雨となったものの、靴底に大量の土が付くことはありませんでしたが、今後は、土が付いた場合は職員集会所に入る前、綺麗に落とせる様、作業班としても対応策を講じていく所存です。 さて、作業の間、別班数名が福嶋先生の指導のもと、恒例の山菜天ぷら大会のための野草採りが西キャンパス内で行われていました。
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野草採りに励む |
サクラの花びらも素材です |
採取した野草を材料として、天ぷら料理作りに会員の奥様方(4人)と佐藤氏(42年経)が取りかかりました。
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天ぷら揚げ終えて安堵の奥様方 |
出来上がったテンプラを前にして、4時すぎから反省会に移りました。冒頭、籏野会長から、「新年度も従来どおり国立キャンパス緑地基本計画に基づき着実に計画を進めていく」との挨拶がありました。作業班の鈴木氏(39年社)の発声による乾杯を行った後、一旦場所を移し、福嶋先生から採取した野草(イロハモミジ、ウシハコベ、オオシマザクラ オニタビラコ、カラスノエンドウ、カンザン、キュウリグサ、クコ、サルトリイバラ、スイバ、セイヨウタンポポ、タチツボスミレ、ニワトコ、ノビル、ハナダイコン、ハルジオン、フキ、フゲンゾウ、マユミ、ミツバアケビ、ムラサキツメクサ、ヤブカンゾウ、ヤブニンジン、ヤマブキ、ヨモギなど25種)についてご説明がありました。
反省会場に再びもどり、今年度の新入生を数多く交えて、賑やかな懇談が続きました。途中、三代前の施設課長の山本氏からご挨拶がありました。同氏からは熊本の米焼酎「松之泉」を差し入れていただきました。次に、経済学部4年の岡本さんから「えん」(古本のリユースのサークルで活動場所を図書館の入口脇に移しました)の現状・活動報告があり、続いて作業班の川崎氏(46年経)から、今回の作業においては、学生数名が連絡なしに途中退場したことについて若干の指摘がありました。 学生は講義に出る為の途中退場で正当な理由があったと後で判明したもので、これに関して企業社会で使われる「ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)」の例えを引用して状況に応じて遠慮なく相談するようにとアドバイスがありました。 食欲旺盛の新入生達は、珍しかったこともあり、「ウマイ、ウマイ」を連発していました。
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食べて喋って |
以上 |