作業班 志田哲朗(昭39経)記
第14回KODAIRA祭 (6月5日、6日開催)に備えての臨時作業として東キャンパス特定地域をKODAIRA祭実行委員会の要請に基き、7ブロックに区分し学生主導で植樹会は協働にて作業をサポートしました。特に参加学生の大半が作業に不慣れな新入学の一年生と云うことで、学生主導とはいえ、植樹会は限られたOB参加者10名余を各ブロック毎に1、2名単位に分かれ配置し、作業実務に於いては各グループ学生にアドバイスしリードする立場での共同作業でした。
昨年は小雨模様の中での臨時作業でしたが、今回は快晴に恵まれ汗ばむ位にて、作業には教職員3名、OB13名(会員ご夫人2名)とKODAIRA祭実行委員会を中心とした学生を含め、学生総勢51名(計67名)が参加致しました。
植樹会OB諸氏は予定通り午後2時より、リヤカー2台にて所要用具類を運び刈払機4台を駆使して、所定の場所でそれぞれ作業を開始しました。
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作業開始したOB |
第3時限授業終了の午後2時40分頃より、学生が徐々に馳せ参じ各々6、7名位で7区域グループに分散して先発のOB諸氏に合流し約2時間余の作業に取組みました。
主なる作業は、KODAIRA 祭の模擬店用テント等の設置地域となる東キャンパス正門近辺から東プラザへの小道脇の雑草の刈込みや、ロータリー周辺のドウダンツツジに覆いかぶった蔓草の除去、中央丸池の外周及び中央部の芝草刈り、更には東一号館北部と東二号館前の植込み及び手洗い場周辺の雑草類の駆除と、清掃並びに東本館東側の喫煙場所周辺から空手部道場近辺と東本館北裏一帯での雑草の排除等でありました。
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東1号館作業前 |
作業後 |
若い新入学生諸君には、各処で刈込み集めた雑草類を通い袋に詰め込み、雑草放棄処理場である東キャンパス西北部の松林奥に輪番で運ぶこと等に専念して貰いました。
特筆すべきことはOBで作業班長である湯川敏雄副会長(S-42 社)が、プロの庭師に匹敵する見事な手捌きと腕前で、東一号階東側の道路沿いにあるアカメカシワの垣根の剪定処理に独自に関与されたことでした。
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剪定中 |
剪定後 |
作業終了後は刈払機等の所要道具類に簡単なアフターケアを施し、倉庫に搬入整理を済ませ恒例の反省・懇談会に臨みました。
今回は学生主導の作業でもあった為、申合せ通りアルコール類抜きで軽食と軽飲料のみでの打上げであり、また植樹会作業に馴染みの薄い新入学生が主体であった為、冒頭に元植樹会会長代行の田中政彦氏(S35 経)よりご挨拶を兼ね学生に対して植樹会の沿革、理念、意義更には作業上のマナー及び注意事項等の簡単な講話を頂戴し、ウーロン茶とジュースで乾杯し和やかな懇談の場を持ちました。約一時間弱の老若男女のふれあいの席上での歓談ではありましたが、将来の植樹会のコアでもある学生諸君との会話は非常に有意義な一時であったと思慮致します。
印象として残ったことは懇談会終了後の会場の整理、清掃対応等も先輩格の学生のリードで手際良く後片付けが実行され、作業回数を重ねる毎に将に軌道に乗って来ている感あり、学生による植樹会への認識度も深化しつつあり頼もしい限りでありました。
以上
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