作業班 志田哲郎(昭39経)記
連日の秋雨模様の合間で若干肌寒い感もありましたが、天候に恵まれがちな植樹会のジンクス通り終日薄日の射すキャンパスに、福嶋先生、教職員5名、OB並びに岸田、国持両夫人に今回は佐藤夫人を含め37名と男女学生77名の総勢121名が参集した作業となりました。学生の参加者数としては昨年の93名に続く二番目に多い記録ですが、例年であれば実行委員がその大部分を占める所、今回は一般からの参加者の比率が非常に高く、学生諸君の関心が高まってきた証左かと非常に嬉しく思われました。
今回は月例作業と例年であれば分けて行う一橋祭のための特別清掃支援作業を同日に行うことにしました。 今年初めて実施した休日特別臨時作業(10月16日(金))が、同月に3回も実施は困難と考えたからで、作業内容は10月16日にやり残した場所の整備を主眼としつつ、第41回一橋祭(11月5〜7日)実行委員会が決定した作業内容と場所を包括した上で、参加者を適宜グループ編成して次の通り臨機応変夫々の場所での作業に取り組みました。
- 東キャンパスの北門近辺第三研究館裏(空手道場脇)にて福嶋先生主導の下で予てより指定して置いた雑木類の伐採・枝払い等の処理並びに雑草の駆除作業。
- 東キャンパスの東北門周辺〜第2号館〜国際研究館近辺の駐輪場一帯での雑草退治と清掃整備に八藤リーダー(昭40経)他10余名が対処。
- 西キャンパスの西門付近から駐車場周辺は長期に亘り雑草が伸び放題にはびこっていた為、大学施設課保有の高機能の鉄刃の刈り込み機を駆使して、その排除と清掃、整備にOB及びに学生約30数名が対応。
- 西キャンパス消防小屋横の除草。
- 西キャンパスの経済研究所沿いの五葉松の剪定手入れにはプロの庭園師である浦壁氏(昭36商)と造園のベテラン田中顧問(昭35経)に加え籏野会長が中核となって作業の結果、五葉松は見事な枝振りの姿に変身。
- 東キャンパス東1号館南側の除草。
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作業を終えて |
今回参加した学生諸君には雑草及びゴミ類を仕分け、通い袋に詰め込み所定のゴミ捨て場や雑草処理場まで輪番でリヤカーでの運搬も引受けて貰いました。
また、定例作業に加え佐藤リーダー(昭42経)の下、OB2名に学生4名は一橋祭の植樹会展示場で催す「森のクラフト教室」の木の実等材料拾集に注力して居りました。
日没も早まったことを考慮して今回は約1時間半余の作業として切り上げ、恒例の反省・懇親会となりました。稀に見る多人数の学生参加者を見越して、会場も通常の職員集会所の小会議室に加え職員集会所の一部フロアーを利用することにして、敷き詰めたジュータンに汚れの付着するのを防ぐべくビニールシートを2枚敷いてテーブルを設置、飲食物を配置する異例の会場の設営となりました。
今回の反省・懇親会は本年度2回目の学生班企画でした。 前回に続き学生サークル、Pro-K(「とれたの」を運営)と、今回初めてのサークル「ラポンテ」とのコラボとなり、地元国立産の地ワイン、地ビールに豆腐を材料に作られた3種のミニ・ドーナツやチョコレート等がテーブルの上を賑わし、参加者に大いに受けました。 ほうれん草うどん、さくら咲くうどん類は前回同様OB諸氏へ即売テーブルも手配されました。 OBと学生諸君との親交を一層深める意義ある場となったことは慶ばしい限りです。
反省・懇親会の事前準備に当たっては、長年に亘り裏方として支えて下さる常連の岸田、国持両夫人を始め今回も助っ人として馳せ参じて下さった佐藤夫人にご協力を頂戴しました。反省・懇親会も回を重ねる毎に愈々充実して来たことはご協力の賜物と植樹会として更めて謝意を表し度思います。
来る一橋祭に来場される多くの諸先輩の目に留まる久し振りのキャンパスが美しく変容しつつあることを感知されればと期待する思いです。
以上 |