作業班 湯川 敏雄(昭42社) 記
6月5日に行われる第15回KODAIRA祭を前に、いまや恒例となった同祭実行委員会の主催する東キャンパスの清掃作業が5月30日に実施され、植樹会もこれに協働して除草などの作業を行ないました。5月度は、定例作業(20日)や植樹会総会(21日)など、活動の機会が多く、また30日は如水会の総会と日程が重なったにもかかわらず、教職員1名、OB18名、学生7名が参加、これにKODAIRA祭実行委員会のメンバー73名が加わって、総勢99名での作業となりました。
今回の作業範囲は、東キャンパスの正門と北門から丸池へのアプローチ、及び東1号館、2号館の丸池に面する建物周り一帯で、全体を3つのグループに分け、A班が守衛所から丸池の中まで、B班が北門駐輪場から本館と第3研究館との間の通路沿い、C班が2号館建物周りと第3研究館南面、及び丸池に面する1号館の北面を担当しました。それぞれ、一面に雑草が繁っており、植え込みの間など、背が高く伸びてしまったところもありましたが、皆熱心に鎌や鋏を動かし、少し開けたところはOBが草刈機を使用するなどして、2時から4時までの作業時間内に概ね目標とした作業を終了することができました。もちろん、クマデやホーキを手にして刈り取った雑草を袋に詰め、リヤカーで運搬する一連の作業でのチームワークもまずまずでした。
今回参加したKODAIRA祭実行委員のうち、8割が入学して間もない1年生ということでしたが、すでに4月、5月の植樹会の作業を経験している人もかなり見受けられ、なかには12時55分からの第3限を犠牲にした人もいたようで、作業時間をしっかりと確保できたことが成功の要因であったように思えます。2年生委員の指導が良かったのでしょうか。むろん、仲間同士のおしゃべりで手がおろそかになるケースも散見されましたが、参加した学生諸君とっては、学内を綺麗に維持していくことの大変さを体験できたことでしょう。今回の作業が、植樹会の活動への理解を深め、今後も継続して植樹会の活動に協力してもらえる契機となれば、と考えます。
東2号館周辺
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作業1 |
作業2 |
作業終了後は、職員集会所に戻って、恒例の作業後交流会です。今回は実行委員会の司会で進行し、植樹会からは籏野会長が挨拶を行ないました。参加人員も多く、食堂に納まりきれずにメインの部屋にもテーブルを置くほどの盛況でした。かくして、定刻5時、無事にすべての日程を終了することができました。作業班としてほっとする瞬間です。いちばん最後に職員集会所の清掃を行なうのですが、今回は柴田課長以下施設課の皆様にサポートしていただきました。ありがとうございました。
終わりに、植樹会のジンクスにふれておきたいと思います。今まで、100回近くの作業の中で、聞いている範囲では、雨天のため中止としたのはわずか1回のみとのこと。今回も、前日の気象情報では、台風2号が関東沿岸に接近するとのことで、もちろん予報は雨でした。当日朝まで作業が可能なのかどうかやきもきし、雨中の作業を覚悟したものでしたが、午後になって急に雲がとれ、薄日がさすほどの回復振りでした。天候の思わしくない中をお集まりいただいた会員各位の熱心さに感謝申し上げると共に、天気のジンクスは今後も続いていくように祈る次第です。 |