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平成23年11月18日(金) 第100回記念作業レポート |
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作業班 志田哲朗(昭39経) 天気予報では曇天から午後遅く小雨模様とのことであったが幸いにして日中は陽射しもあり若干汗ばむ気温の中の作業となりました。福嶋顧問をはじめ教職員13名、OB・OG 62名に学生36名、総勢111名で久し振りに大所帯の作業参集者となりました。 平成15年7月に新生植樹会として第1回の母校キャンパスの清掃整備作業に着手して以来、今月の定例作業で丁度100回目(定例、臨時及び休日特別作業を含む)の節目を迎えた為、作業実施に先立ち職員集会所にて短時間乍らも記念行事をもちました。 八藤副会長の司会進行の下、籏野会長の植樹会発足の経緯・沿革等の説明を兼ねた挨拶に続き、植樹会の今日の作業進展の基盤造りに寄与された故岸田登会長とご同期の元会長代行の田中政彦氏が現在迄に延べ88回の清掃整備作業に参加された往時の悲喜こもごもな裏話を吐露されたご挨拶の後、山内学長より植樹会への謝意を込めたご丁重なるご挨拶を頂戴し表彰式に移りました。 山内学長より「国立キャンパス緑地基本計画」策定に多大なるご尽力を頂き、現下の植樹会活動をご指導頂くと共にその発展に貢献された福嶋顧問に感謝状と記念品を贈呈、また如水会を代表して事務局長の関統造氏よりは如水会と植樹会は表裏一体となってその運営と推進に協調して居る内幕を披露されたご挨拶に加え記念品並びに金一封が福嶋顧問に授与されました。福嶋顧問の答礼のご挨拶を拝聴し、福嶋先生が10年余前にとある学会で本学元学長の石弘光先生との出合いが切っ掛けでこの事業に関与されることとなった動機と背景のお話があり、国立キャンパスの植生管理の重要性に関するその理念と目的を出席された会員一同は再認識され大変有意義な一時でした。 続いて植樹会よりの大学施設課への謝意表彰に加え、施設課長の柴田大氏よりキャンパスの美化整備に対する強い意気込みのご挨拶があり植樹会として更なる援軍を授かった感一潮です。 特筆すべきことは、同年次卒業生の植樹会メンバーが取り纏って今日まで大凡80回に亘り毎回の作業に同期生10名以上の員数で参集し延べ900名余の作業参加者を誇る昭和41年度卒業生の植樹会サークルを代表して作業班の樋口文夫氏が表彰されたことです。樋口氏の答礼のご挨拶を累々お伺いし、将に一橋精神の真髄でもある同期生の団結力の強さは若い年次世代の卒業生諸君への良き道標の一つとなればと希求して居ります。 式典の最後に植樹会初代学生理事の大坂孝之氏からのメッセージが司会より読み上げられ、新生植樹会の活動が未だ慣れない中、木々の整理を大掛かりで進めたことや玉原高原に泊りがけでブナ林の作業したことなど思い、100回という回数を感慨深く受け止めていること、また、100回を迎えることが出来たのは、皆が自然を愛し、一橋大学を思い、福嶋先生の指導に従ってきたこと、今自身は北京で研修中であるが、植樹会の発展を祈っていることなどが述べられていました。 表彰式典の終了後、作業参加者全員で東キャンパスに移動して、正門から東キャフテリアに通ずる道路脇の間隙にボランティア作業100回を記念して“シダレザクラ“を植樹しました。山内学長、籏野会長、福島顧問を初め全員で土壌の盛り掛けを施しプレートを据え付けた後、参加者全員で集合写真の記念撮影を済ませ参集者が大要3〜4班のグループに分かれて下記の場所の作業実務に入りました。
今回の月例作業のメインイベントは交流会での“自然薯を賞味するパーティー”と銘打っていたことで、キャンパス内で収穫する自然薯掘りには福嶋顧問が主導して植樹会理事の川村忠太郎氏が補助役となり屈強そうな男子学生数名が同道して陸上競技場一帯の雑木林の中での自然薯掘りに取り組みました。前々日に確保して置いた中型の自然薯2本も含め若干数を掘り出すことが出来て市場で調達した3本も合わせ今回の多人数の参加者の食席では少々不足気味かと危惧致しましたがまずまずの成果を得ることが出来ました。 当日は終日に亘って広報班長の佐藤征男氏が作業現場を初め国立キャンパス一円の各処での記録写真の撮影の為奔走されて居られたことを付記致します。 約1時間余の作業を完了し各グループは三々五々引き上げて来て着替えを終わり次第準備された交流会の席に参集しました。 恒例の通り作業班の中居紘一氏の司会で交流会が開始され、先ず籏野会長の簡潔な挨拶に続き今回は植樹会前会長の加納誠三氏の音頭で全員で乾杯をして和気藹々の懇談の場となりました。参加者にて談笑中の半ば頃には作業に初参加の幾名かの諸氏に自己紹介を兼ね作業に当っての感想のお話に耳を傾けながら約1時間弱の懇親の場もお開きになりました。 交流会での飲み物では本学・元施設課長で在席された山本聖一郎氏(現文科省・施設部計画課勤務)より焼酎一本の差し入れを頂戴致しました。同氏は時折機会を見て作業に参加されることがあります。同氏の斯かるお気遣いに更めて深謝申し上げますと共に交流会の準備に当り毎度裏方さんの助っ人としてお手伝い頂いて居る常連の故岸田会長ご夫人、植樹会理事・国持重明氏ご夫人を初め田中政彦氏ご夫人、更には籏野会長ご夫人並びに佐藤征男氏ご夫人のご助力に重ねて厚く御礼申し上げます。交流会も回を追う毎に盛会となる旁ら交流会終了後の後片付け等には植樹会学生理事諸君のリードで手際良く整理整頓されることも板に付いてきた感がありご同慶の至りにて植樹会の愈々の発展と充実を期待するものです。 |
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