作業班 湯川 敏雄(昭42社) 記
6月初めに行われるKODAIRA祭を前にして、同祭実行委員会と共同して東キャンパスの清掃作業を5月28日に実施いたしました。5月度は、定例作業(18日)、総会(19日)など、活動の機会が多いにもかかわらず、OB13名が参加、学生理事2名、KODAIRA祭実行委員会のメンバー58名が加わって、総勢73名での作業となりました。
今回作業範囲として当初予定していたのは、正門から東生協へのアプローチと丸池の周囲、及び北門から丸池へのアプローチでしたが、見廻りの結果、東1号館南側に使い古しの看板が散乱していたことから、この看板整理を作業目標に加えました。
なお、作業は5地域で行われました。
この日の天気予報は「午後から所により雷雨」。前回作業(18日)も同じような予報で、お昼ごろ雷鳴はあったものの雨は降らずにすんでいたので、特段気にすることもなく、午後2時ごろから2年生のKODAIRA祭実行委員と作業に着手しました。いつもの植樹会作業ですと、ジンクス通り雨は降りませんでした≠ニ続くのかもしれませんが、この日は全く違いました。開始から30分ほどして天候が急変。雷鳴がとどろき、傘をさしても歩くのが憚られるほどの土砂降りの雨となりました。当然に作業は中断、折から3限の授業を終えて集合した1年生委員には、東生協の屋根の下で、刃物の扱いの注意などを話しましたが、最終的に作業全体としては、降雨コールド≠ニいうことになりました。
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刃物の使い方の注意 |
雨が上がって作業現場へ |
入学して間もない1年生諸君に汗を流して行なう作業の快感を味わってもらえなかったのは残念ですが、それでも、OB諸氏の操作する機械の威力でしょうか、正門から東生協へ向かうルートでの駐輪スペースのササ刈り、北門周辺、丸池内部、東2号館北側の除草などはかなりの程度で進み、一定の成果を得られたと考えます。作業終了後は、全員職員集会所に戻り、実行委員会の司会で、恒例の作業後交流会を実施しました。
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東2号館北側作業中 |
東2号館北側作業後 |
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北門周辺作業中 |
北門付近作業後 |
終わりに、今回看板整理をお願いした東1号館南側のエリアについて、私見を述べたいと思います。このエリアは樹木が雑然としていて全体に暗いイメージがあり、一時は放置自転車の置場になっていたほど。すくなくとも魅力ある場所とは言えません。生協南側には木製のベンチとテーブルがありますが、とても座る気にはなれません。一方、学内では昼食をはじめとして、学生同志で触れ合える場所が不足しているとのこと。この問題解決の一つの手段として、このエリアと隣接するテニスコートがひとつの広場に変わった姿を想像してみたらどうでしょうか。正門からも講義棟からも近い場所で、芝生あり、ベンチあり、あるときは野外イベントの会場にもなる、求心力のある場所が生まれると考えます。KODAIRA祭のメイン会場にも最適でしょう。キャンパスの中に占める位置を考えても、今の有り様は、もったいないと考えます。イチョウもサクラも大事ですが、より有用な土地利用を考えるべき場所と言えるのではないでしょうか。 |