企画班兼作業班 樋浦憲次(昭45経)記
今回は、信州大学から一橋のキャンパス美化作業の実態を見学したいと3人の方々がお見えになりました。
山本環境施設部長さん、霜田施設課長さん、小林主査さんです。
我々はOB、教職員、学生との一体となったこのボランティアの美化作業をもはや当たり前のこととして毎月進めているのですが、他の大学から見ると非常に特異な現象(プラスイメージとしての)として見えるようです。信州大学も一橋に倣って同様のことが出来ないかとの問題意識から今月の見学となった模様。因みに山本部長さんはかつて当大学の施設課長でいらっしゃいました。
さて、今月の作業は
1. 第1・第2ススキのゾーンの除草
2. 西プラザ・磯野研究館周辺の植栽の手入れ・除草
です。
メンバーは、顧問・教職員が7名、OBが43名、学生が73名合計123名。
関東地方では、今年は例年になく6月に早い梅雨明けとなり(いつもなら7月中旬)その猛暑のなかで夏草が大いに元気に繁茂してその除草はなかなか大変な作業となりました。
まずススキのゾーンでは福島顧問から秋の七草について分かりやすい説明があり勉強になりました。(秋の七草の命名者は万葉集の山上憶良等々)。これらの有用な秋の七草を残して他の雑草やササを除去するのですが、七草と雑草が両方生え茂っているとその区別が難しいところもあって最初はおそるおそる慎重に除草を進めていました。
後半は、雑草の見分けも良く出来るようになり効率よく仕事が捗ります。
仲秋の月見の頃には素敵な七草の庭園として多くの方々のご満足を得られると思われます。もっともナデシコはピンクの花をそしてキキョウは白と青のそれぞれ綺麗な花を早々と咲かせていました。
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第1ススキのゾーン作業前 |
第1ススキのゾーン作業中 |
第1ススキのゾーン作業後 |
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第2ススキのゾーン作業前
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第2ススキのゾーン作業中 |
第2ススキのゾーン作業後 |
また、西プラザの北側園地と磯野研究館の東側、南側では、有害なツルが幅を利かせてツツジやそのほかの植栽を覆い、このまま放置すれば多くの必要な植物が枯れるか枯れないまでも弱ってしまうところです。これらのツルや、ササをどんどん根から取り除き除草していきました。また大きなオオムラサキや生け垣は剪定も行いました。池の南側の三浦新七先生の銅像の周辺も筒井先生が自ら刈払機で道に沿って歩けるように、剪定を行っていました。(今までは雑草や雑木が生え茂って銅像まで歩いて行くのが困難な感じ。作業後は雨に濡れた雑草があっても十分に入って行けます)
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磯野研究館東側作業前
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磯野研究館東側作業中 |
磯野研究館東側作業後 |
午後4時までに作業を終了。作業のあとは、交流会が開催されて、みなさん大いに懇親を深めました。今月は、大学のキャンパスで収穫のジャガイモのサラダ(一般的にはポテトサラダと称しますね)がホカホカと口の中で柔らかくほぐれて程よい塩加減と抜群の美味で大好評でした。料理の女性の皆さんにいつもながら感謝。
我が一橋のキャンパスは本当に恵みの大地であると改めて実感できたひと時でした。
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交流会にて
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