NO.4 (2004.10.16) 風花会 吟行句会
日時:平成16年10月16日(土)
場所:新宿御苑
参加者:伊丹碧浜子、岩本岩乗、河合呑輔、勘藤大晋、高原正靖、早川良晏、古矢鷹、杢本海狼、鑓溝喜与志、杢本令月、鑓溝阿胡、早川知子(客員参加)計12名
欠席者:岩下凡久、大町諒、大森輝仙、滝澤千曲人、西村彩人 計5名
指導者:現代俳句協会「四季」主宰 松澤雅世先生
一昨年8月にL組有志により俳句の会「風花会」を発足させた。発足から3年目となる。
退職後の生活において時間を有効活用できるよう、また身体を動かさずに、お金をかけずにすむ趣味を持とうという主旨で発足し、古矢くんを宗匠に活動を続けている。
例月は3兼題に対し3句作句し先生の添削を仰ぎ、先生が寄せられた作品の中から最優秀作品(花丸)1句とベスト10句を選出して、それぞれの句に得点を付けその総合得点による年間優秀者を決定している。かなりの刺激となり会員同志多いに盛り上がっている。
また、二ヶ月に一度「勉強会」と称して、四谷三丁目にある居酒屋の二階に会員が集まり、先生より直接の指導を受けている。先生の選評と作者の意図が食い違うこともしばしばある。先生曰く、全くの素人から始めた割りには成長が著しく、確実に上達しているとお世辞かもしれないがお褒めの言葉も頂戴している。
16日(土)は曇りの天気ではあったが、13時に新宿御苑新宿門の集合して吟行句会が始まった。当日出された席題は二つ、御苑を散策しながら2句作句。2句とはいえなかなか難しい。皆、歳時記片手にぶつぶつブツブツ。周りの人はどう感じたのであろう。
15時にいつもの居酒屋の二階に戻りいよいよ投句。用意された小短冊一枚に一句をすらすらと書く人、小短冊を前に唸っている人各人各様。締め切り後、清記・披講などを経ていよいよ先生の選句・講評。今回の句会では先生のみ選句の一点句が2句ベストテン入りした。作者に確認したところ苦し紛れに作った句が入選するとはと驚いていた。
土曜日の午後半日をそれぞれの人がそれぞれの思いを持った2回目の吟行句会でした。
なお念の為に申し添えますが、現在のところ新規会員は募集しておりません。 |