皆さん、明けましておめでとうございます。
本年は午年。干支が持つ「午」の元々の意味は、草木の成長が極限を過ぎて衰えを見せ始めた状態とのことですが日本経済も含めて我われ同期一同、さすが駿馬のようにとはいきませんが今年も心身ともに草原を駆け巡る野馬のように元気でありたいと思います。
さて昨年は5月12日にわが母校発祥の地である神田の新一橋講堂に一橋大学山内学長を来賓としてお迎えし、約150名の仲間と共に盛大に「入学50周年記念大会」を開催しました。入学以来半世紀となる節目の時期に集い合い、古希を迎えることが出来ましたことをまずは喜び合いたいと思います。
われわれ現執行部も発足して早や2年が経ち、後半の任期2年に向けて折り返す時期となりました。引き続き皆さんの参画と協力を得て、同期会をさらに魅力あるものとすべくなお一層努めて参りたいと思います。一方、この間にわれわれの生活環境も大きく変わって来ています。まず2年前に比べて殆んどの同期が第一線から退いて年金主体の悠々自適の身分になったこと、それに伴って交遊関係も職場中心から趣味や地域へと付き合いが拡がる等、自身の健康面の衰えも含めて身の回りの生活が確実に変わって来ています。
如水会もまた昨年4月の新法人移行を契機に、如水会報12月号の「クラス会通信」でも見ての通り同期会運営の括りをこれまでの卒業年次から入学年次としています。
こうした現下の環境変化は同時に当同期会の今後のあり方や現行運営方式にも少なからず影響を及ぼすこととなります。そのため1月早々に各クラス会の幹事方にご参集いただき同期会の望ましい姿について中長期の視点も織り交ぜて多方面から検討し、具体的改正案を出来るだけ早い時期にHP等で皆さん方にお示しする予定にしています。
最後となりましたが一橋大学基金募金活動も本年3月末を以て終了いたします。既に多くの方がその趣旨に賛同し他の年次が驚くほど積極的に浄財を寄贈して頂いていますが、願わくは同期の皆さん全員が金額の多寡にかかわらず活動の趣旨に賛同し、応募して下さればこれに勝る喜びと誇りはございません。どうぞよろしくお願い致します。
大方の皆さんにとって70歳と言う円熟期を迎える平成26年、皆さん並びにご家族の方々のご健勝を心からお祈りいたしますと共に当同期会の輪がますます大きくなり、活発な会となることを心より祈念し年頭のご挨拶とさせて頂きます。
昭和38年入学会世話人一同
記:代表 小杉俊二
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