皆さん、明けましておめでとうございます。
昨年暮れには日本海側を中心に大荒れの天候が続き、北国ではかつてないほどの豪雪に見舞われました。当該地域に住むわが同期の仲間、また故郷に住む親や兄弟・親戚のご苦労を思い心配されている方々の心痛をお察し申し上げます。と共に、迎える今年こそ大きな自然災害や不順な天候に見舞われることなく平穏無事な生活が送れるよう強く願っています。
さて、わが如水会は昨年11月14日に創立100周年を迎えました。当会は大正3(1914)年11月14日に誕生し、以来百年に亘って諸先輩の多大のご努力により母校の目標と使命の達成に力強く支援活動を推進し、今や他校が羨むほど堅固な同窓会組織となったのは皆さんご承知の通りです。一昨年の一橋大学入学50周年に引き続き、歴史の節目となるこの秋に皆さんと共にマーキュリーの旗の下に結束できることを心から喜び合いたいと思います。
とは申せ、ほぼ全員が古希を迎える年になった現在、わが同期会もかつての状況とは異なり緩やかな変化が生じつつあるのも事実です。ご高尚の通り昨年4月には同期会の呼称変更をはじめ、世話人任期の改正、学年会・定例会開催頻度の見直し等、幾つかの改正を行いましたがその中でも最も重要と考えたのがクラス会幹事と世話人との一層の連携強化、情報の共有化の促進です。これにつきましても春・秋の2回にわたり全クラス会幹事に出席頂いて今後の同期会強化に向けた様々な取組みについて熱心に討議を行いました。各クラスとも開催頻度や出席人数の差こそあれ、毎年開催しているようですが共通する悩みは出席者数の伸び悩み、ゴル会参加人数の減少等でした。その背景には本人の健康上・経済上の理由や親の介護等の問題、交友関係が学友にとどまらず趣味や地域の仲間に拡がってきたこと、また学生時代の友人との思い出が経年と共に風化しつつある、と言った理由が考えられます。
実はクラス会で起きている現象は年3回開催の学年定例会でも当てはまります。 手元に確かな資料があるわけではありませんが、かつては同期の半数以上いた東京及び近辺在住者はUターン組も含めておそらく半数以下、或いはもっと少なくなっていると思います。開催場所が如水会館のため東京周辺地域以外の人はなかなか出席する機会がなく、在京者の数が減少したこともあって定例会出席者数はほぼ35名前後が常態となっています。昨年は会費の引下げに加えて講話の充実、着席スタイルを変えて立食スタイルとした12月定例会等、工夫もこらし多くの方から好評を得ましたが本年も一人でも多くの方に定例会に参加して頂けるよう、さらに魅力ある同期会運営に努めてまいる所存です。
本年12月5日(土)の13:00〜より2年振りの学年会を開催します。場所は交通の便が良い四谷界隈を予定し、体の不自由な人、地方在住者の都合も考えて日帰りも可能な昼の開催とすることにしました。詳細は今後クラス幹事を通じてお知らせいたしますが一人でも多くの仲間が集って頂くことを心から願っています。
われわれ世話人の任期も残すところあと1年となりました。年頭に当たり、引き続き魅力ある同期会運営を推進し、「会えてよかった」と実感できるよう全力を挙げて努めて参りたいと思いますので皆さまの変わらぬご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
昭和38年入学会世話人一同
記:代表 小杉俊二
|