NO.17 (2004.8.21・22) 西脇巖メモリアルゴルフを開催
開催日:2004年8月21日(土)・22日(日)
コース:ジュンクラシックCC・ロペ倶楽部
参加者:莇、梅原、落合、菊池、高松、檀上、冨室、羽山、前里、宮田、吉澤。
Iクラスの夏の恒例行事、1泊2日のゴルフ会を今年は、栃木県のジュンクラシックCCとロペ倶楽部で11名の参加により開催した。昨夏は、第1日目(8月23日)白河高原ゴルフクラブでのプレイ終了後の夕食懇談会で西脇巌君が秋にはゴルフ復帰をすると聞いて一同喜んでいたのだが、まさにその時間に西脇巖君が急逝されたと帰京後に知らされ、愕然とさせられたのだった。ゴルフを愛し、いつも正対し、真摯にプレイに取り組んだ西脇君を偲んで、今年からこの夏の会を「西脇巖メモリアルゴルフ」と名付け開催していくことを決め、今回はその第1回目大会である。
処暑を控えて、さしもの猛暑もピークを過ぎたのか、2日間ともに涼しい、絶好の天候のもとで、コースコンディションも素晴らしく、和気藹々のなかにも熱戦が繰り広げられた。
第1日目を制したのは、なんとハルウララならぬハルキララの馬名を持つ冨室であった。西脇君の冥福を祈る黙祷に続いて行われた表彰式で、「空前絶後、今世紀最後の勝利」とひやかされていたが、嬉しそうで満面笑みが一杯という感じであった。長らく母上の介護をつづけてこられ、久しぶりの参加だったが、肩から荷がおり精神的にも余裕が出てきたようだ。2位は菊池、3位は檀上。入賞者はそれぞれハンデを改正されて、翌日に臨んだ。
翌第2日。朝、トラブルが発生。檀上が幹事疲れか、突然の腰痛で、リタイアを余儀なくされた。無念の檀上に見送られて各組がスタート。ロペ倶楽部の名物ホールは9番のロングホール。第1打を池の浮島に向かってリスクにチャレンジして打ち、見事にオンをさせれば2オンも可能となるホール。莇、菊池、前里がこれに応えた。この9番ホールグリーンの傍らの椅子に腰を掛け、痛みをこらえて背筋を伸ばした檀上が見守るなかで前半を終了。そして、一日を終えてみればなんとこの日、優勝でハンデを10打も改正された冨室が、それをものともせずグロスを10打改善して、前日に次いで連続優勝を遂げた。そして、2日間総合優勝との完全制覇を成し遂げたのであった。
「昨夜の、空前絶後との皆の言葉を覆すことができて嬉しい。自分でもびっくりしている。自分のゴルフの不甲斐なさにやめようと思ったことも。ただ西脇の逝去を聞いて優勝をするまではゴルフを続けようと考えてきた。18番ホール、池越えの残り110ヤードのショットはピンそば1mに、乗り移ったようについた。西脇が代わって(ゴルフを)やってくれた」
と挨拶。総合2位菊池、3位莇であった。馬券は、菊池のひとり勝ち、との大穴となった。
次回ゴルフ会は、12月4日(土)小山ゴルフクラブを決定。なお、Gクラスからのゴルフ会も合同開催でとの希望については、この12月4日を提案。ただし、実施方法などの運営は、Iクラス公式行事を優先させることで全員一致をみた。(吉澤記)
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