『十二月クラブで教育問題の話し合いを』
(寄稿) 木村 増三(一橋大学教授、会員)
大学で留年生の増大についていろいろ考えられるが、何よりもはげしい受験競争の中で、希望校合格を第一の目標にして身心をすりへらし、合格の暁に、具体的な目標の喪失と無理な勉強の反動と疲労の集積から軌道を外れてしまうことが最大の原因と思われます。
(第9号 昭和41年4月)
『昔の大学、今の大学』
(スピーカー) 木村 増三(会員)
入学試験が難しければ難しいほど、入学してから反動で虚脱状態になり、あたら青春を芒然と過ごす連中が出る。前期を終えて、入学570名中、単位不足者が70〜80名。
(第10号 昭和41年6月)
『児童文学とTVドラマの世界を訪ねて』
スピーカー 筒井 敬介
母と子の読書運動
幼児向、中学生向けの本
現代の出版傾向、読書傾向
学校での絵画教育
教師の質の問題
(第23号 昭和43年12月)
『日本の教育を考える』
スピーカー 永井 道雄(元、文部大臣)
‘60年代の高度成長期に、教育体系の長期的プラニング並にマネージメントの考えのないまま徒らに進学率の引上策がとられたことの誤りを指摘。これが修正の為、私学補助政策の是正と専修学校の充実により(肩書きより)中味の教育指向策を推進することにしたが、‘85迄には軌道に乗る見込だ。
(第42号 昭和53年4月)
『教育に関する記事』
増田 四郎
日本の社会科学は共同研究の面でも非常に遅れていますね。政策決定へのいい意味での参与の度合いも少ない。
伝統的講座制にあぐらをかいていたらダメ。
なんのために養っているのかわからん学者を何人も飼っているようでないと、学問は発展しないと思うんですよ。
家庭経済、都市経済、国民経済、世界経済と年輪が広がってゆく。ヨーロッパは同じ太さでそれぞれの年輪が残っていますが、日本は外側ばかりがふくれてしまっている。
(第43号 昭和53年8月)
『学長になるなんて』
(寄稿) 川崎 文治(北九州市立大学学長、会員)
任期の終る迄は少しは酒も控へねばならぬでしょう。
執行一平(東京外語専門学校)
(第65号 昭和62年4月)
鵜沢昌和(青山学院大学学長)
川崎文治(北九州市立大学学長)
(第70号 昭和63年12月)
末永隆甫(神戸商大学長、北九州市民大学学長)
鵜沢昌和(東京家政学院大学学長)
(第71号 平成元年3月)
『熟年時代の上手な人づきあいとその生かし方』
スピーカー 青木 匡光
少年の様なロマンの心、好奇心、チャレンジ精神を常に持つこと。
仕掛け心と芝居心(自分の演じる役割は何かを常に考えること)
財テクならぬ「人テク」で良い人間財産をつくること。
(第73号 平成元年12年)
『一橋大学の将来を考える』
鵜沢昌和、杉江 清、西川元彦、水田 洋以上会員4君の発言
(第78号 平成3年8月)
『学士院会員 水田 洋君の話を聞く。』 クリック全文
平成11年10月 月例会議事録(1組 鈴木貞夫記)
(第103号 平成11年12月号)
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